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日暮菜奈さんの「絵画展」があります。

2012年09月22日 14時45分15秒 | 雑文



 6月に刊行されたばかりの、私の第二評論集『クラシック幻盤 偏執譜』(ヤマハミュージックメディア刊)の表紙・ウラ表紙に使用したイラストを描いた日暮菜奈さんの「第2回 絵画展」が、下記にて開催されます。ぜひご覧ください。私も楽しみにしています。

10月20日(土曜日)、21日(日曜日)の2日間、
AM11時~PM6時まで
JR柏駅から徒歩7、8分のとても個性的な書店「ハックルベリーブックス」の2階、イベントスペースが会場です。地図、その他は下記にアクセスしてみてください。

http://www.huckleberrybooks.jp/map/access.html

 冒頭のポスターは、前回に続いて今回も、彼女のために展覧会の開催を企画したJR柏駅近くにある「rico」というジャズ・バーの橋本マスターのアイデアで作られたようです。店内に貼ってあるのをみてびっくりしました。私の本が幅を効かせていてお恥ずかしいのですが、愛情あふれるキャッチコピーが気に入ったので、ご紹介します。画像を拡大すれば、お読み戴けると思います。
 私も、その店で菜奈ちゃんと知り合いましたが、絵を描いていると知って、去年の展覧会を見に行ったのが1年ちょっと前だったと思います。橋本マスターは、なかなか面白い人物で、客の若いアマチュア・ミュージシャンにライヴコンサートの場として店を開放したり、この展覧会のような催しをしたり、と、とても「地域文化」を大切にしている人です。その彼の英断がなければ、私が菜奈ちゃんの絵に出会うこともなかったでしょう。酒席での「へー、絵をかいてるんだ」で終わってしまったような気がしています。
 思えば、その去年の絵画展で見た絵に、彼女の印象と少し違う違和感を覚えたのが、そもそもの始まりでした。「キミがほんとに描きたいものと違ってたんじゃない?」と話しかけたのは、それからずいぶん経ってからでした。すると、「ウン、そうなの…」みたいな発言があって、「じゃ、ここに好きに画いてごらん」と、目の前の私のキープボトルに、名前を書くためのマーカーペンで画いてもらった絵が、今回の私の著書の表紙を飾った絵に似たものだったのです。
 ちょうどそのころ、本の表紙をどうするかでいろいろ思いを巡らせていた私が、ひょっとしたらこれで決まりかも知れない、と思った瞬間です。
 菜奈ちゃんには、本が出来上がってから言われたひとことが、印象に残っています。
 「私がずっと昔から描いてきた、ほんとうに描きたいものを引き出してくれて感謝してる」といったふうなことだったと思います。でも、私としては、書籍編集者としてずいぶん長いこと仕事をして、その間、さまざまな新人と出会ってきましたが、今回、久しぶりにまた、編集者らしい若やいだ気持にさせてくれた菜奈ちゃんに、むしろ、私の方が感謝しています。
 今、計画を練っている次の本の表紙もお願いしようかな、と秘かに企んでいます。

【追記】
このところ、音楽以外の仕事なのですが、原稿執筆に追われていて、ブログの更新をしていません。申し訳ありませんが、もうしばらく、お待ちください。体調でも悪いのか、と何人かの友人に電話やメールをもらいました。ご心配おかけして申し訳ありませんでした。体調はとても良いのです。昨晩も奈菜ちゃんと飲みました!!
 そういえば、「音楽以外の……」で思い出しました。柏書房から刊行されたばかりの『江戸時代265年ニュース事典』という面白い本は、縁あって古くからお付き合いのある歴史作家・後藤寿一氏の執筆のお手伝いをしていたのですが、その本が先日届きました。まえがきに私の名前を記載して戴いているのですが、それがまた久しぶりに、「竹内喜久雄」でしたので思わず苦笑。「貴」と「喜」の問題は、私のブログの読者の皆さんはよくご存じと思います。私は、クレジット会社や、保険証書、役所の文書にまで、それこそ小学校入学以来、何度も、この誤記に遭遇しているのですから……。
 横道に、それてしまいました。でも、この『江戸時代……』、とても面白い本です。5200円の定価は、決して高くありません。私自身は、大正・昭和初期の文化を調べていて感じたことのルーツが、明治期どころか、江戸期に、既に萌芽があるという重要なことに気づかされました。「歴史」は奥深いものです。だから、たかだか100数十年のレコード史に残された演奏の変遷も、奥深いのでしょう。



 
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