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ソンドラ・ビアンカのディスコグラフィー、初公開!

2008年09月25日 13時33分22秒 | ディスコグラフィ的な話題

 以下は、私が1960年代の終わり頃からずっとこだわり続けている女性ピアニスト「ソンドラ・ビアンカ」の私が知り得たレコードの全てです。古いレコードファンならご存じの方も多いと思いますが、日本では、コロムビア、テイチクの廉価盤でよく見かけました。堂々として伸びやかな音楽がなぜか魅力で、オーケストラを向こうに回した協奏曲での、生き生きとした嬉しげな音楽には独特の味がありました。
 廉価盤ですから、いつもの私の持論ですが、決して大切には扱われず、中古市場にも中々出てきません。ゴミのような扱いで売り場の隅っこで数10円とか100円、200円で売っても買い手がつかないまま、捨てられてしまった盤も多いでしょう。もし、このブログを読んで、ソンドラ・ビアンカに興味を持ってくださる方が少しでも増えたら嬉しいです。インターネット上で、熱烈なファンの方が数人、日本にもおられるのを知ったのは4,5年前だったと思います。話題が盛り上がっていましたから、それでいくらか、捨てられてしまう盤が減ったかなと喜んでいます。箔のついた、高価なコレクターズアイテムしか大切にしない人には、無縁の世界のお話です。


《ソンドラ・ビアンカ ディスコグラフィ》
(1950~1960年頃までの録音で、確認できた分のみ)

●アメリカ PLYMOUTH P12-37(モノラル録音)
 リスト:ハンガリー幻想曲(B面は別演奏家)
(ジャン・マルティノン指揮/パリ・ラムルー管弦楽団)

●アメリカ PLYMOUTH P12-38(モノラル録音)
 リスト:ピアノ協奏曲第1番(B面は別演奏家)
(ジャン・マルティノン指揮/パリ・ラムルー管弦楽団)

●フランス GUILDE DU DISQUE(=コンサートホール協会) MMS-2131(モノラル録音)
●イスラエル MUSICAL MASTERPIECE SOCIETY MMS-2131(モノラル録音)
 ショパン:ワルツ集(No.2,3,8,6,9,7,11,1,4,10,13,14,12,5の順で演奏)

●アメリカ MGM E-3178(モノラル録音)
 マスネ:ピアノ協奏曲
 ブロッホ:ピアノとオーケストラのための「協奏バレエ」
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団)

●アメリカ MGM E-3237(モノラル録音)
 ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー
 ガーシュイン:ピアノ協奏曲 ヘ調
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク・プロムジカ交響楽団)

●アメリカ MGM E-3243(モノラル録音)
 アレクセイ・ハイエフ:ピアノ協奏曲(B面、小品集は別演奏家)
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク・プロムジカ交響楽団)

●アメリカ MGM E-3278(モノラル録音)
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
 グリーグ:ピアノ協奏曲
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団)

●アメリカ MGM E-3307(モノラル録音)
 ガーシュイン:第2ピアノ協奏曲
 ガーシュイン:「アイ・ガット・リズム」変奏曲
 ガーシュイン:ピアノ・ソロのための3つの前奏曲
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク・プロムジカ交響楽団)
(他に「キューバ」序曲、収録)

●アメリカ MGM E-3366(モノラル録音)
 ジョン・アイルランド:ピアノ協奏曲
 ブリテン:ピアノ・ソロのための組曲「休日の日記」
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク・プロムジカ交響楽団)

●アメリカ MGM E-3476(モノラル録音)
 ジョン・フィールド:ピアノ協奏曲
 ジョン・フィールド:ピアノ・ソロのための「夜想曲」から5曲
(ランドルフ・ジョーンズ指揮/ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団)

●アメリカ MGM E-3513(モノラル録音)
 シューマン:ピアノ協奏曲
 シューマン:序奏とアレグロ・アパショナート op.92
 シューマン:序奏とアレグロ op.134
(アルトゥーロ・ウィノグラード指揮/ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団)

●アメリカ MGM E-3564(モノラル録音)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第11番 k.413
 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 k.466
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団)

●フランス MUSIQUE POUR TOUS MT-10.127(モノラル録音?)
 シューマン:ピアノ協奏曲
 シューマン:ピアノ小協奏曲 op.86
 シューマン:序奏とアレグロ op.134
(ランドルフ・ジョーンズ指揮/ハンブルグ・フィルハーモニー管弦楽団)

●イギリス PARLOPHONE PMC-1034(モノラル録音)
●日本 エンジェルXLP-1039(モノラル録音)
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
 グリーグ:ピアノ協奏曲
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク・プロムジカ交響楽団)
 *日本盤ではハンブルク・フィルハーモニア管弦楽団と表記されている。

●日本 コンサートホール・ソサエティ M-177(モノラル盤)
●イスラエル MUSICAL MASTERPIECE SOCIETY MMS-177(モノラル盤)
●アメリカ HARMONY (COLUMBIA) HS-11012(疑似ステレオ盤?)
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
(カール・バンベルガー指揮/コンセール・ド・パリ管弦楽団)
 *「パリ」を名乗るも、「西ドイツ」の放送局オーケストラの匿名と思われる。


《これ以降は「ステレオ録音」》

●日本 コンサートホール・ソサエティ SMS-2814
 ガーシュイン:ピアノ協奏曲 ヘ調
 ガーシュイン:「アイ・ガット・リズム」変奏曲
(ワルター・ゲール指揮/コンサートホール管弦楽団)(匿名オケ)

●デンマーク MUSICA ET LITERA MEL-5002(ステレオ録音のモノラル盤)
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/MUSICA ET LITERA 交響楽団)(匿名オケ)       
 *「録音場所はハンブルク」「ステレオマイク使用」と明記されている。
 *英PARLOPHONE盤(モノラル録音)と同一曲目で指揮者も同じだが、別録音。


●日本 コロムビア(原盤は西ドイツ MUSICA ET LITERA ?) MS-1005-AX
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク放送交響楽団)
 *上記のデンマーク盤と同じ演奏?
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/プロムジカ交響楽団)
 *オケ名の表記に疑問あり。なぜ「ハンブルク・プロムジカ交響楽団」と表記されないのか? ハンブルクのオケではないのか? 単なるミスか?

●日本 コロムビア(原盤は西ドイツ MUSICA ET LITERA ?) MS-1004-AX
 グリーグ:ピアノ協奏曲(B面は「ペール・ギュント」組曲)
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク放送交響楽団)

●日本 テイチク(原盤は西ドイツ STEREO TAPE inc.) UDL-3005-V
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番(B面は別演奏家)
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク放送交響楽団)
 *何度聴いても、前記の日本コロムビアから発売されていたものとは別の演奏と思う。

●日本 テイチク(原盤は西ドイツ STEREO TAPE inc.) UDL-3016-V
 シューマン:ピアノ協奏曲(B面は別演奏家)
(アルトゥール・ワインベルグ指揮/ハンブルク交響楽団)
 *オケ名の表記に疑問。「放送?」「フィル?」「プロムジカ?」

●日本 テイチク(原盤は西ドイツ STEREO TAPE inc.) UDL-3023-V (*)
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番(B面は別演奏家)
(ハンス=ユルゲン・ワルター指揮/ハンブルク放送交響楽団)
 *これもチャイコ同様、日本コロムビア発売のものとは別演奏?

●日本 テイチク(原盤は西ドイツ STEREO TAPE inc.) UDL-3032-V
 サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」(B面は別演奏家)
(ロベルト・シュテーリ指揮/ハンブルク・バッハ管弦楽団)

●日本 テイチク(原盤は西ドイツ STEREO TAPE inc.) UPS-1220-V
 リスト:「愛の夢」(他の曲は別演奏家)
 *結婚式用のオムニバス盤。オリジナルのアルバム構成は不明。

 *ハンブルクのオーケストラ表記は、全体に疑問が多い。ハンブルクにある西ドイツの放送局のオーケストラとして「ハンブルク放送交響楽団」は存在していた。最近は「北ドイツ放送交響楽団」と名乗っている。ハンブルク州立歌劇場管弦楽団のオーケストラ・コンサート用の変名として「ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団」も存在する。「ハンブルク・プロムジカ交響楽団」は不明。レコード録音用の臨時編成か? 「ハンブルク交響楽団」「プロムジカ交響楽団」といった中途半端な名称表記は、単なる誤記か? 「ハンブルク・バッハ管弦楽団」も実体不明。



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コメント
 
 
 
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団 (gkrsnama)
2011-09-29 01:26:39
戦後、シュミット=イッセルシュテットが創立し心血を注いで育てた団体です。フルトヴェングラーにもいくつかライブ盤が存在しますし、ヴァントもベートーベンやブルックナーやブラームスの全集を作っています。最近のオケランキングではドイツで3位世界でも8位くらいだったけ。地味ながら間違いなくトップオケのひとつです。シカゴやウィーンにも負けません。

どこかで聞いた話ですが、ハンブルク北ドイツ放送局は3つオケをもっていて(一つはポップス用)、ワルターがやってたのは2軍の方だとか。

ワルターの演奏は今はもう持ってないので、確認しようがありませんが、悲愴や小夜曲やくるみ割りは子供心にまことにひどい演奏だったような記憶があります。
 
 
 
ソンドラ ビアンカ (gkrsnama)
2011-09-29 01:43:28
ハンスユルゲンワルターともどもどこかでだしませんかねえ。

このところマリアユディーナやカンテッリなんて人までどんどん発掘されているくらいなんですがねえ。
 
 
 
ハンブルクのオケ (レント)
2011-11-23 10:02:33
 ハンブルク交響楽団は確か実在するオケで日本にも来ていたヘリベルト・バイセルが指揮していたと思います。ヴォックスへの録音もありました。但し、ここに出てくる録音上の「ハンブルク交響楽団」と同一団体だったかは不明ですが。
 また、「ハンブルク放送響は最近は北ドイツ放送響と名乗っている」というのは少々ニュアンスが不正確で、元々「北ドイツ放送響」が正式名称(それ以前は北西ドイツ放送)で、「ハンブルク放送響」の名称の方がイレギュラーだと思います。要は、正式名称「デンマーク放送響」を「コペンハーゲン放送響」とLP表記上しているような類ですかね。
 北ドイツ放送局で言えば、ハンブルクとハノーバーにオケをもっていたはずなので、これらを考証していけばわけがわからなくなることになるかもしれませんが。
 
 
 
ビアンカさん (鈴木)
2014-09-17 20:38:11
はじめまして。ソンドラ・ビアンカさんの音源はピアノソロで三曲だけ所有してます。キングレコードから出たオムニバスのCDに収録されてました。
とても熱のある演奏で、オリジナルのLPを探してるけど見付からず。。他の演奏も聴いてみたいです。録音はモノラルなのか音がノイズだらけだけどそれが味があっていいなって思ってます。
 
 
 
鈴木さんへ (竹内貴久雄)
2014-09-18 13:14:42
コメント、拝見しました。キングレコードの「オムニバス」とは、どんなものでしょうか。私は、「母と子の~」とか「マタニティ・クラシック~」とかいったタイトルのものを、見かけたことがあって、LP、CDともいくつか所有していますが、キングレコードだったか? 今、すぐに出せないところにしまいこんでしまったので確認できませんが、ちょっと意外です。でも、CD初期には、さまざまなヨーロッパ音源が出回っていましたから、あり得ることではあります。少なくとも、MGMレコード時代のモノラル音源を、オムニバスCDに収録するというのは考えにくいので、たぶん、テイチクやコロムビアでLPレコードとして出ていたステレオ初期のマイナーレーベル音源だろうと思います。曲目や、オムニバスアルバムのタイトルが知りたいです。
演奏について、「とても熱のある演奏」と書いていらっしゃるのは、その通りだろうなぁと、うれしく読みました。まさに、それが、ソンドラ・ビアンカの大きな特徴でしたから。
 「協奏曲」録音が多かったのも、うなづけます。大オーケストラを向こうに回して、一歩も引かずに弾いていますね。だからこそ、ブルーノ・ワルターが、「小さなからだいっぱいに、大きな音楽を持ったピアニスト」と評したのでしょうね。
 
 
 
ビアンカのワルシャワ・コンチェルト (瀕死の若様)
2014-09-20 22:33:39
 多分見落としではないと思いますが、ビアンカのディスコグラフィーに以下の2枚が載っていないようです(手元の資料参照)。
1.米LION L70110(mono)1954年発売
Warsaw Concerto & Othrer Concertos for Loversというタイトルで伴奏は
 Robert Asheley and his Symphonic Orchestraです。
2.コンサート・ホール SMS976(STEREO)1963年発売
 リスト/ハンガリー幻想曲(カール・バンベルガー/ハンブルグ北ドイツ響)
 
 
 
情報、ありがとうございます。 (竹内貴久雄)
2014-09-24 11:55:34
「瀕死の若様」というペンネームの方、久しぶりのコメントですね。ありがとうございます。
 ご指摘の2点のLP、どちらも知りませんでした。ビアンカが「ワルソー・コンチェルト」を録音しているのでしょうか? それとも、アルバム・タイトルに使われているだけで、ビアンカは「その他の協奏曲」なのでしょうか? あるいは、協奏曲の聴きどころを集めたものでしょうか? ちょっと怪しいタイトルですね。いずれにしても、ロバート・アシュレー(と発音するのでしょうか?)という指揮者との共演盤は初耳です。
 リストの曲は、ビアンカにとって得意曲、あるいは、話題曲なのかも知れませんね。マルティノン盤に次いで、二度目の録音ということになりますね。かなり、曲調に合っている感じの演奏でしたから、これも期待できますが、伴奏のレベルがどうでしょう。チャイコフスキーの協奏曲では、まあまあでしたけど。
 いずれにしても、ある意味では粗い弾き方をするビアンカの持ち味に合った曲だと思いますので、しばらく「探求盤」ということになりますね。
 
 
 
ビアンカさんの音源 (鈴木)
2014-10-14 19:27:01
こんにちは。ソンドラ・ビアンカさんのCDですが、キングレコードのオムニバスのピアノ名曲集にパデレフスキーのメヌエット、ショパンのノクターン二番、非売品のリラクゼーションのシングルCD(発売元不明)にトロイメライが収録されてました。
また、キングレコードのオムニバスのLPに、トルコ行進曲、春の歌、ワルツ嬰ハ短調、ベートーベンのメヌエット、幻想即興曲、愛の夢第三番が収録されてました。
恐らくキングレコードから60年代くらいにピアノ名曲集のLPが発売されたのではないかと思われます。
レコーディングが古いため、音が歪んだり、ピアノのピッチが低いため半音近く音が下がって聴こえるのですが、それも味があって好きです。
出来ればこのピアノソロの録音を全曲CDにして欲しいけど厳しそうですね。。

 
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