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アメリカのオーケストラに初めて登場した黒人指揮者《ディーン・ディクソン》のディスコグラフィ(3)

2015年09月18日 11時26分13秒 | ディスコグラフィ的な話題

 一昨日から掲載している分の第3回、最終回です。昨日までの掲載分で友人からは、オリジナルLP発売後の怪しげなレーベルでの再発盤まで丹念に買いあさっていることに、「よく、ここまで集めた」と感心され、半ばあきれられましたが、もちろん、こうした類は、まだまだあるはずですので、ご存知の方からの情報をお待ちしています。そうした異盤の集積から、原盤ソースの異同や、プレス年代、音源の売買ルートなど、さまざまなことが派生してわかってくることがあるので、侮れないのです。

《CD》
■米Bay Cities
*ランダル・トンプソン「交響曲第2番」(オリジナルは「Desto 406」と表記)
 ウィーン交響楽団(他指揮者によるJerome MorossおよびNorman Dello Joio作品とカップリング)

■米MCA CLASSICS
*マクダウェル「ピアノ協奏曲第1番イ短調op.15」/「同 第2番ニ短調op.23」
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団(ピアノ:ヴィヴィアン・リヴキン)           MCAD2-9842

■SPECTRUM
*ドヴォルザーク「チェロ協奏曲ロ短調 op.104」(LPレコードからの盤起こし)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団(チェロ:アントニオ・ヤニグロ)(Michelin演奏曲と併録)  CDSMAC023

■英PRT(Precision Records & Tapes)
*リスト「交響詩 前奏曲」「同 フン族の戦い」「同 マゼッパ」「同 オルフェウス」
 ロンドン交響楽団(誤記。実体はロイヤル・フィル)((P)1954 & 1986)と表記)   PVCD-8387

■Forgotten Records
*リスト「交響詩 前奏曲」「同 フン族の戦い」「同 マゼッパ」「同 オルフェウス」
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(LPレコードからの盤起こし)        fr-824

■Essential
*ガーシュイン「ラプソディー・イン・ブルー」/「パリのアメリカ人」
 ウィーン交響楽団(ピアノ独奏:ヴィヴィアン・リヴキン)(米オリンピック盤と共通デザイン)894231000000

■伊Hunt
*プロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第1番op.19」(1959年1月3日ライヴ)
 ローマ放送局(RAI)交響楽団(ヴァイオリン独奏:サルバトーレ・アッカルド)

■独Audite
*ストラヴィンスキー「メロドラマ ペルセフォーネ」(1960年11月11日ライヴ)
 フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)ドリス・シャーデ(語り手)
 ヘッセン放送交響楽団、同 合唱団、南ドイツ放送合唱団、シュワンハイム少年合唱団
*ベートーヴェン「交響曲第9番 合唱付」(1962年4月13日ライヴ)
 シゲ・ヤノ(ソプラノ)/マルガ・ヘフゲン(アルト)
 フリッツ・ヴンダーリッヒ(テノール)/テオ・アダム(バス)
 ヘッセン放送交響楽団、ヘッセン放送合唱団、南ドイツ放送合唱団

《ついでながらの付記》

これまでの3回で掲載したLP、CDのほかに、じつは、いわゆる「名曲集」に収められた「半端な」ものを所有しています。

1)スメタナ「モルダウ」(ケルン放送交響楽団)

  キングレコードの1000円盤名曲シリーズ(上部がオレンジ色の帯)のLP。ただし、曲の中ほど、月光の場面の手前に、オリジナルにはない数秒の空白があります。これは、このLPリリース前に、A/B両面にまたがって収録した45回転盤があり、その音を使ってのLP制作時に、接続部分をきれいに繋ぎ損なったものでしょう。45回転盤は、教育用レコードのカタログで見た記憶がありますが、(「モルダウ」は音楽鑑賞必修教材に指定されていました。)私は現物は持っていません。私が最初にディクソンの「モルダウ」を聴いたのがこの名曲シリーズ盤でした。不思議な「休止」があるので、ひょっとしたらと思っていましたが、10インチの独盤で聴いて、そんな休止がないことを確認しました。

2)ブラームス「ハンガリー舞曲第5番/第6番」(プラハ交響楽団)

 日本コロムビアの1000円盤名曲シリーズ(黒いジャケットのもの)のLPに収録されています。他の指揮者のさまざまなオーケストラ小品を、スプラフォン原盤で集めたものです。

3)ブラームス「ハンガリー舞曲第5番」(プラハ交響楽団)

 小学校音楽鑑賞教材用の1枚として作られたコロムビア学芸部制作のCD。ついでながら、小学生に「鑑賞教材」として聞かせるような標準的な演奏からは、ほど遠い演奏です。

*なお、ディスコグラフィでは触れませんでしたが、キングレコードの「くるみ割り人形」は、子ども向けの「絵本仕立ての」レコードです。

 

《さらなる付記》

 ほんとうは、、このような一覧を作っただけで満足してはいけないのは承知しています。この指揮者について、この指揮者が第二次大戦後のヨーロッパに残した演奏スタイル上の影響について、真正面から論じなければならないと思っています。つまり、私は、そういう面で、ディーン・ディクソンの存在は、それほどに重要だったという仮説を持っているのです。

 先日「コメント欄」から教えていただいた、最近やっと出版されたという伝記本は、イギリスのアマゾンから取り寄せました。もう届くはずです。そこにディスコグラフィがあるかも知れません。あれば照合に便利ですが、私の方が情報が豊富だろうという、クソ自信があります(笑)。

 

(2015.9.18追記)

 届きました。これから、ゆっくり、慣れない英語を見てゆきますが、「ディスコグラフィ」はありませんでした。

 やっぱり、私のこの「ディスコグラフィ」を英訳して、ここに掲載するしかなさそうです。

 それで思い出しましたが、じつは、このディスコグラフィ冒頭のアメリカン・レコーディング・ソサエティの部分は、最初、英語で入力していたので、その入力データも保存してあるのです。ムリしてカタカナ書きにしているので、調査不足でミスがあるかも知れません。もっとも、まだ日本でのカタカナ表記が安定していない人名、作品名もありますから、なんとも言えません。何かお気づきのことがありましたら、お教えください。

 

 

 

 

 

 

 


 

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コメント
 
 
 
Forgotten Records (アルマンド)
2015-10-01 21:41:04
はじめまして。
Forgotten RecordsのCD-Rには他にシューマン、シューベルトの交響曲やドヴォルザークのチェロ協奏曲の板起こし、ライヴ録音のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が出ているようです。
 
 
 
ディクソンのNHK-FM放送 (ミヒャエル・ハイドン)
2018-04-17 08:41:20
いつも拝見しております。私もディクソンのファンでライヴ音源をメインに集めているのですが、竹内様は1970年10月11日にNHK-FMで放送されたディクソンの録音をお持ちではないでしょうか。
曲目はビゼー 交響曲第1番、ベルリオーズ 夏の夜、ドビュッシー 海、ストラヴィンスキー ペトルーシュカ、でした。
何か情報があれば教えてください。よろしくお願いします。
 
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