何気ない風景とひとり言

寺社&石仏巡り、小さな旅、散策...ふと目に留まった何気ない風景...切り取って大切な想い出に!

光照寺 (三浦)

2017年12月07日 | 寺社巡り-神奈川

【神奈川・三浦市】室町時代の永享二年(1430)、修行中に三崎を訪ねた空念和尚を開山として建立。
空念和尚は村民が毒蛇のため苦しんでいるのをを見て、村民と共に草庵を結び、念仏を唱えて厄を払ったのが光照寺の前身とされる。 大本山鎌倉光明寺の末寺で、宗旨は浄土宗、本尊は阿弥陀如来像。 三浦三十三観音霊場の番外。

門前から境内を眺めるとスダジイの巨木に目を奪われる。 幹周りが5メートルほどある樹齢500年以上とされるスダジイだが、まるで本堂を覆い隠すがごとく枝を張り、参道にせりだしている。 スダジイの太い幹の傍に多くの石仏が鎮座し、白い六地蔵尊像が迎えてくれた。
数段の階を上がるとスダジイの幹傍に大きな板碑型庚申塔が立つが、摩滅が激しく、輪郭を巻いた中に刻まれた銘文は全く分からず、下部に浮き彫りされた三猿から庚申塔だと分かる。
本堂の大棟に三つ葉葵の紋があり、また、前庭に置かれた旧本堂の獅子口の傍に三つ葉葵が彫られた瓦が置かれていることから、徳川家との関わりがあったようだ。
門の直ぐ傍の民家の脇の路傍に、庚申塔や六十六部供養塔など17基の石仏が整然と並んでいるが、別途投稿する。

門前から眺めた境内..樹齢500年以上とされる大きなスダジイの老木が参道にせり出している

参道正面に本堂が建ち、左右に墓所が広がっている

参道に鎮座して参詣者を迎える六地蔵尊像
 
六地蔵尊像の後方に鎮座する舟形光背石仏群..宝永二年(1705)、正徳六年(1716)等の元号が刻まれている/六地蔵尊像の真ん中に立つ「満霊塔」
  
スダジイの根元に鎮座する石仏は半跏趺坐の地蔵尊像..光背に宝珠を彫り窪め、上部の地蔵菩薩の種子、頭光を背負う/スダジイは樹齢500年以上といわれ、樹高8m、幹周り約5m..石が根に飲み込まれている/右手の墓所の前にある六字名号塔
 
本堂前の参道脇に佇む地蔵菩薩石像と庚申塔..丸彫りの頭光地蔵尊像、大きな板碑型文字庚申塔(3猿)は風化で刻字などは不明

入母屋造桟瓦葺の本堂..前庭には本堂を引き立てるように白い石燈籠が佇む

本堂の大棟の中央に三つ葉葵とその左右に抱茗荷の紋がある
 
朱塗りの向拝の虹梁上の龍や木鼻の装飾彫刻が素晴らしい/入口に「龍徳山」の扁額が掲げられている
  
抱茗荷紋がついた天水桶越しに眺めた本堂/正面左手の脇間の花頭窓と窓前の縁に下がる半鐘/本堂前庭に置かれた旧本堂の獅子口..胴部に抱茗荷紋付き、台座に三つ葉葵と抱茗荷の紋がある瓦が置かれている
 
墓所内の江戸時代中期(正徳・享保・宝暦など)造立の石仏群

逞しいスダジイの古木は三浦市保護樹木(No.14)に指定されている

門前の直ぐ近くに鎮座する庚申塔などの石仏群
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