【神奈川・横須賀市】西浦賀の常福寺の隠居所として江戸時代の元和年間(1614~1623)に建立された境外仏堂。
墓地には「三命地蔵」という石の地蔵さんと墓石が祀られているが、伝説によると、江戸時代後期、遊ぶ金欲しさに悪事(盗み)を働いた弁天丸の3人の水主が燈明堂付近で死刑となったが、後悔した3人のために船主がお地蔵さんを彫って安置したものらしい。
墓地の中の参道の先に宝形造瓦葺の本堂がポツンと建つだけのお寺。 案内板に「三命地蔵」(別名首切り地蔵)と墓石のことが書かれているが、撮影を失念した。
境内には咸臨丸で渡米した与力浜口英幹の墓があるらしいが、どの墓石か分からず、また、幾つかの石仏が鎮座していた。
宝形造瓦葺の小さな本堂
境内に鎮座する石仏....延宝や天(元?)和の年号が刻まれている
まさに墓地の中にお堂が建っている感じだ....