日常のあれこれをそこはなとなく

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全世界史

2019-01-10 05:53:04 | 読書
出口治明さんの『全世界史』を読みました。



この本は人類の歴史を、文字の資料の残っている5000年前からおよそ1000年ごとに区切って書いた大作です。メソポタミアやエジプトの古代文明の黎明期から現代に至るまでの歴史的な出来事を超特急で語っています。僕が世界史の勉強をしたのは40年以上前ですが、職場が高校ということもあり、断片的には世界史に触れて来ていましたし、塩野七生さんの『ローマ人の物語』は面白く読みました。ただ、この本を読んで世界史観が一変しました。

この本では、従来の欧米中心の世界史ではなく、かなりのヴォリュームがアラブ、ペルシャ世界に割かれています。アジアでは、中央アジアの遊牧民の優秀さについて再三語られています。まるで池上さんのテレビを見ているように、そうだったのか! と目から鱗が落ちることが何度もありました。また、世界史は断片で見るのではなく関係性で見るという事も強調されていました。従来の世界史の常識に対して、関係性で見ると疑問に感じる点がいくつも指摘されていました。



著者の出口治明さんは、日本生命を定年退職された後で、ライフネット生命を立ち上げて、あっという間に大きく育てられた起業家です。その後その見識を買われて立命館太平洋アジア大学の学長になられました。歴史の専門家ではありませんが、学生時代から膨大な読者をして来られてその博識がこの本になって実を結びました。現代を知るには、歴史を知る事の大切さが良くわかった一冊でした。
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