処理能力

週末は読書三昧。
普段はなかなか本を手にすることは難しい。
けれど、一度手にしてしまえば、スイッチが入るよう。
一冊読み終えたのをいい事に、買ったままになっていた本へ手を伸ばす。
上下巻の長編小説。
ベストセラーにもなったその本。
二人の主人公がどうつながっていくのか、どんな結末がまっているのか、物語の中にぐいぐい引き込まれていく。
けれど、多少難解で頭がついていけないところもある。
読み終えた後も、むむむむむーーーーと考え込んでみたり。
もう一度頭に戻り、読み返してみると、ここに書いてあったっけ？なんて内容も。
何度か読み返せば、また違ったふうに感じるのかな・・・などとぼんやり思う。

その夜、夢を見た。
これはどうやって引き起こされ、どう解決されたのか謎だと思っていた部分。
それが夢の中へ。
登場人物は身内へ置き換えられ、物語の雰囲気を持つかなりショックな映像として出てきた。
あまりの怖さに、目を覚ます。
夢でよかった。

こんなことが時々ある。
やらなければいけないこと、嬉しかったこと。
頭の中で処理しきれないことが夢の中まで出てくるのだろう。
けれど、こんな怖い夢はもう見たくはない。