馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

再掲 鉄の男 アイアンマン死す。

2022-04-02 08:34:32 | 日記

大櫻 人生の儚さ?


続きです。
やっとトランス千個完成してひと息。
翌日 4月1日(金)桜上水事務所に行く。
書類整理がある。
今日は 80歳女性が一人作業。
営業部長と社長である弟が来た。
新しいトランス製作を受けたと
社長は言った。
産業用機械メーカーから
トランス製作依頼が集中している。
原因は コロナ禍と狂気ロシアへの不安から
海外での製造及び部品調達が今後
不透明なので、国内在庫部材で急ぎ製造する。

銅線巻き1
給湯器が現在製造出来ず、家庭での風呂焚きが困難。
一般庶民が知ることもない
見えない不安が静かに煙の如く地底から漂う。
弟は1日たりとも休めない。
他のパート女性も、土日出勤する。
息子の海外取引も不安定。
イベント会社、出版社等は、商売低迷
その為、違う企画を依頼され
ガラスペン、羽ペンのオリジナル制作依頼が
来るが、混乱の状況では不確定。
専制国家は、無知無謀であるので
評論家のコメントは当てにならない。
地球がダッチロールで制御出来ない。


ずっと昔 40年前の私の戦いを再掲です。
僕を思想的問題あり破壊者との捏造をこしらえ
追放しましたが75歳なりました。


今も昔も変わりません。
僕の生き方も変わりません。
しかし、元気に生きて労働者をしています。


変圧器、トランスの製造、その他電子部品等
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OEM商品・ノベルティ製作
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再掲

鉄の男 アイアンマン死す。

2016-10-12 18:09:33

10月12日(水)

ポーランド映画監督 A・ワイダさん死去が報じられた。

 

映画好きでもないが、監督の作品を2作見た。

 

鉄の男

 

カティンの森

 

 

観賞したのは、サラリーマン時代の昭和56年。

当時 私は労組書記長だった。

 

全く組合活動には関心がなく

輪番制で回ってきて平中央役員をしていた

書記長が交渉した合意事項に疑問を持たず

追認するだけの数合わせ役員。

だが、組合執行部は行き詰っていた。

大きな上部組織との組織合一を迫られていた。

事の重大さの認識もなく

軽い気持ちで労組書記長を引き受けたのだ。

まさか、その軽率が我が人生を暗転させるとは

想像もしなかった。

 

就任して驚いたのは、東京都知事になった小池さんが

ブラックボックスを透明化すると公約したが

私が書記長になった組織が正しくブラックボックスであった。

社側とのなれ合いで労使関係が密室で行われていた。

全国に組合支部が存在していたが

形式上であり機能していなかった。

労使交渉で合意したのにも関わらず

突如として、前任者との、交渉員メモなる書面を

持ち出し無効にするのであった。

 

大組織から分離した新会社として

出向者 移籍者、プロパー社員、遺家族社員で構成。

同一職場で働く者同士の賃金格差、福利厚生の違い

年金格差等

互いの利害損得の一致は困難を極めた。

 

活性化すべき、各支部にオルグに出向き

地方役員を2か月に一度東京で会議に出席させた。

積極的に支部大会開催、全国大会も開いた。

社側担当者とも、当初激突したが

互いの立場を理解尊重した。

会社側 担当者が代わった。

突如、私は 思想的問題があり、会社を破壊する男の汚名を被せ

退社へと追い込んだのだ。

見せしめ 公開処刑のごとく さらし者したのだ、

 私の戦いは経営側だけでなく、組織合一を企む

上部組織、出向者、移籍者とも向き合わなければならなかった。

従業員の7割が女子社員を占める会社では

純粋 真っ直ぐな主張を述べる女性は強かった。

男の出世欲、保身のための駆け引きはなかった。

彼女達は、私を「鉄の男 アイアンマン」と呼んだ。

経営側は、私を見くびっていた。

中途入社 低学歴

若い頃の苦境を知らないのだ。

コメント欄にもあるように

軟な男ではない。

義を重んじ、不正義への屈辱を潔しとしない

矜持を持ち続けた。

 

この時 気付いたことがあった。

女が男に魅かれるのは、見てくれ、学歴

金だけではないのだ。

 

鳥が伴侶を選ぶのは、強い雄である。

 

役員のある女性が、書面作りをしてくれたので慰労で食事した。

彼女は 下を向いて「こんな強い人初めて知った」

「女性達で 書記長のこと アイアンマンと呼んでいる」

それから、数日後、女性役員達が私を慰労のため

銀座で食事をご馳走してくれた。

その時 ポーランド映画 組合の闘志 「鉄の男」の

チケットをプレゼントしてくれた。

 

それから、数日後 会社を陰湿 理不尽な不当労働行為で

会社を追放するのだ。

 異端者は、排除しなければならない。

 

本日 ネットで私はサラリーマンしていた会社を探った。

980人いた社員が650人になっていた。

リストラしたのだ。

 

会社評価欄 口コミを見た。

会社のいいなりの組合。

インポ組合

酷評でありました。

私が退社した2年後、労組はストライキを敢行。

結果は労組が敗北。

労使双方 馬鹿にされた

反って 互いに不信感を抱き

纏められなかった。

 

あやまちを犯す人間は、たいてい責任を人になすりつけるものだ。

追放が公になると、組合男子役員は

誰もがよそよそしく私を敬遠した。

送別会も開かれなかった。

 

泣いたのは、女性組合員、北海道の女子支部長は

長いお手紙を頂いた。

 

退社後も、女性達は、私を気遣い

無償の愛情をいただいた。

 

彼女達とは、現在も交流がある。

優しいメールも頂いた。

 

 既に時は 35年が過ぎ去った。

関係者は殆んど 会社に在籍していない。

鉄の男

久しぶりに 回想した。

 

 映画『ワレサ 連帯の男』予告編  

巨匠アンジェイ・ワイダ監督の遺作…『残像』予告編  

 

 

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あいつら、最低でした。 (Unknown)
2016-10-16 00:15:00
書記長 苦悩していましたね。
経営側のあいつら、本当に卑劣でした。
あれが、典型的サラリーマン。
でも、たいして出世しなかった。
卑劣な連中でした。

Unknown (Unknown)
2016-10-16 23:15:49
そう!卑劣だったね。
特に Hはひどかった。
組合控室の前に腐ったバナナ置いたり
書記長の悪口を言いふらし
離間させようとした。
本社の組合役員で、後に取締役になった方が
Hだけは、俺が目の黒いうちは、許さないと言った。
当時の会社側担当者は、本当にたいして偉くならなかった。

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