菊池川流域同盟ブログ

菊池川流域の市町で構成される河川環境啓発のための団体である「菊池川流域同盟」の情報発信ブログです。

菊池川流域同盟 令和元年度第1回河川水質調査結果一覧

2019-06-14 16:53:03 | 日記

 

菊池川流域同盟では、毎年2回、河川の水質検査を実施しています。

 

令和元年度における第1回目の河川水質検査については、令和元年5月22日及び5月29日の2日間、流域9市町の全70箇所にて水質の調査・分析を行いましたので、その結果を公表します。

 

           菊池川流域同盟事務局

 

 

 

 

 

 

 

 

【水質測定項目について】

 

PH(水素イオン濃度)    

 

 水の酸性、中性、アルカリ性を示します。二酸化炭素量により大きく変化し、貯水池では植物プランクトンの光合成により二酸化炭素が消費されるため高い値(89)のアルカリになります。PHの急激な変化は、河川では特殊な水の混入を示します。

 

BOD(生物化学的酸素要求量)

 

 好気性微生物によって有機物が分解されるときに消費される酸素の量を示します。好気性微生物に分解できないものは測定できません。湖沼、貯水池などではプランクトン等の呼吸も影響します。最も広く使われている汚濁の指標で、BODが高いと悪臭の発生などが現れはじめます。

 

SS(浮遊物質・懸濁物質)

 

 水中の粒子状物質のうち、粒径(1mm2mm)の含有量を示します。粘土鉱物に由来する微粒子や、動植物プランクトンおよびその死骸、下水・工場排水などに由来する有機物や金属の沈澱などが含まれます。ダム等での濁水の長期化には1mm以下の粒子の影響も大きいため、SSよりも濁度を調査した方が良いようです。

 


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