好きなことをして食べて暮らす
長点に焦点を合わせなさい
全世界を「江南スタイル」の熱風で引っ張るサイ。世界的な名士だけが招請されるというオックスフォード大学のユニオン講堂に立ち、アメリカのオバマ大統領にまで会った世界スターだ。平凡で太った容貌のサイは自分の好きなことに人生の勝負をかけた。
「15歳のときクィーンの公演を初めて見た。クィーンのボヘミアンラブソディは言葉そのままに衝撃だった」
中堅企業の会長である父は息子が経営学を専攻して事業を引き継ぐことを望んだ。しかし、息子は勉強を拒絶し遊んでばかりいた。ほとんど「すてられた子供」扱いを受けていたサイは、アメリカ留学という勝負に出た。
ボストン大学で経営学を専攻したが1学期でやめてバークレー音楽大学に移った。自分の道は経営ではなく音楽だということを再び確認したためだった。当然家には知らせなかった。
後でこの事実を知った父は経済支援を中止した。しかし、サイは帰国せず不法CDを作り売りながら音楽にまい進して歌手になってでてきた。
大麻事件と2度の軍隊入隊というとんでもない苦難の中でも彼はダルマのように再び起き上がり、自分だけの個性をあきらめず「ワールドスター」の列に加わった。
サイが父の進めた経営学を勉強していたならばそして彼の長点である音楽に挑戦しなかったならば全世界を熱狂させる今日の彼は存在しなかっただろう。
講義をする時このような質問を良く受ける。
「自分の長点に集中すれば成功すると言いますが、得意なのか、そうでないのかをどうやって見分けることができますか」
世の中は普通、貴方が得意なことよりもできないことを浮き彫りにさせる。得意なことをほめることよりは足りない部分を補うことを要求する。これは競争社会でどうしようもなく通用している典型だ。そうしてみると人々は自分ができないことに集中させられ、すぐに自分が得意なことが何なのかさえわすれたまま得意なことを無くして落胆してしまう。
自分が得意なことを生涯生業とする時、幸福だろうということがすぐに思い浮かぶ。それに集中すればいい。でなければいくら考えても自分の長点が何なのか、自分が何をすれば成功できるのか思い浮かばない。ならば、得意なことを見つけなさい。でも、得意なことが何かわからないならば、好きなことを探せばいい。好きな事と得意なことがぴったりと一致しなければ、好きになってみれば得意になる。
ピータートゥロカー教授は「あることを成そうとすると、どうしなければならない」という「how」ではなく「これを成すために何が必要か」という「what」が重要だと言った。ピータートゥロカーは子供の頃ひどい悪筆で字を書く練習教室にまで通ったが矯正できなかった。彼の長点は作文能力だった。先生はトゥロカーの文章を書く腕に注目して、一層練習しなさいと勧めたという。その時の経験でトゥロカーは、人間は弱点を改善しようという努力よりも長点をもっと育てるところに焦点を当ることだということを自ら悟った。弱点を治そうと努力してみると、長点を生かして成果を挙げる機会を逃してしまう。平凡な人が非凡な成果を挙げる秘密は自分の長点を信じ、その何かを追及していくことだ。
少し前に、ポスコICTのハナンソク社長にあって談笑を交わしたが、とても重要な事実を一つ発見した。ハナンソク社長が集中的に「幸福を分け合う125キャンペーン(一ヶ月に一つ以上奉仕活動をすること、一ヶ月に2冊の本を読むこと、一日に5回以上の感謝をすること)を推進したら職員達が肯定的に変わり、経営性もより多く形成されたと言った。幸福の分け合い125は元々ソウル大学の招聘教授であるソノク会長が提案したことだが、この運動を通して多くの変化が起こっている。自らを励まし、感謝しながら生活してみると、多少実力が足りなくても好きになり得意になるという原理だ。










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