努力の希望
日本のある印刷会社にOさんという末端工員がいました。彼は紙を切るという単純な作業を、バカが付くほどまじめにやっている青年でした。一生懸命仕事をしていて一番大きな問題は、切れなくなる刃。作業能力が落ちて割り当てられた仕事ができないという、悔しい状況が続きました。
「ダメだ。力ずくでも刃を折って仕事をしないと、、、。」
切れなくなった刃を折って再活用を始めただけでも、会社は大きな経費節減ができました。ですが原始的な方法では限界がありました。刃を折るたびに仕事の手を休めなければならないのと、硬く鋭い刃を折ろうとして手を怪我するのが常でした。
「あっ。痛い。またやった、、、。刃をもう少し簡単に折る方法はないものか。」
彼は何年かの間、同じことを考え続けました。
「方法を見つけ出そう。」
解決策を見つけるために、頭をかきむしりながら多くの月日を送りましたが、妙案が浮かびませんでした。
そんなある日、彼は郵便局に行きました。彼は手紙に貼るために切手の窓口に行きました。
「切手を一枚下さい。」
郵便局の職員は一列にぎっしりと並んでくっついている切手から、一枚、簡単に切って彼に渡しました。
「そうだ、これだ。点々とついた針の穴。」
手に力を入れて引っ張るだけで、前もってあけてある穴の線に従って、一枚ずつ誤りなく切れていく切手。
「刃の間に切手のように一定の間隔で切れる線を入れてみよう。」
Oさんはその画期的な方法をすぐに会社に伝え、すぐに彼の提案は受け入れられ褒賞もたくさんもらいました。特許の出願を終えると大量生産に入ったOさんの発明品には、刃がポキポキ折れるということで「カッター」という名前がつけられました。一歩進めて鞘と刃を折る時に使う面白い工夫を開発し、言論界は「刃の革命」と絶賛しました。
不便なことを解消するための一人の男の99パーセントの努力と汗、、、。それが世の中を変えさせ発展させた偉大な発明の力でした。









