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退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

幸福な世界 9

2015-09-05 07:55:22 | 韓で遊ぶ


銅銭と縄
昔、ある地方に、知恵があると有名な郡主がいました。郡主は性格が善良で慈愛に満ちており、下の人々を使う手腕もまた大きなところがありました。マダンセとスドリは郡主に仕える使用人でした。年が同じで友達である二人は、農作業や庭の掃除のような小さな仕事、大きな仕事を分けてしました。
郡主は、小さな仕事にも最善を尽くす誠実性を最も重要だと考えていました。
「自分の仕事、お前の仕事と問わずに互いに助け合って一生懸命仕事をしなければならないぞ。」
「はい、、、、、。」マダンセはまじめで正直な使用人でした。ですが怠け者で行動がのろいスドリは、浅知恵を働かせ自分がしなければならない仕事をマダンセにやらせました。
「うーん、、、、。」そのすべてのことを知っていながらも知らない振りをしていた郡主が、ある日、二人に同じく藁を一束ずつ与えながら仕事を与えました。
「私がちょっと使うところがあるから、この藁で縄を作りなさい。できるだけ細くて長く作らなければないぞ。」
郡主に言われた通り、マダンセはその場から一時も離れずに、細くて長いけれども丈夫な縄を作りました。その横でスドリは仕事を大体に終わらせて横になって寝ていました。一日の日程が終わった頃、二人は各自の縄を郡主の前に差し出しました。細くて長いながらも目が細かくしっかりと作られた縄はマダンセのものであり、スドリが適当に作った縄は、一目で太くて緩くて、できの悪いのがわかりました。郡主は特別なことも言わず二人に銅銭をひとかたまりを出しました。そしてこう言いました。
「お前たちが作った縄に、この銅銭を通せるだけ通して持って行きなさい。これが今日のお前たちの手間賃だ。」
マダンセの縄は、細く長くてもしっかりしているので、数十数百の銅銭を通しても問題ありませんでした。手間賃をたくさんもらったマダンセは鼻歌を歌いましたが、スドリの顔は泣きそうになりました。縄が太い上に目もあらく、もろいので到底銅銭を通すことができないからでした。手間賃をたくさんもらって喜んでいるマダンセの後ろを歩くスドリは、何ももらわないで家に帰っていきました。
コメント
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