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退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

幸福な世界 9

2015-09-02 11:28:06 | 韓で遊ぶ


ワンテンポゆっくりと
私は幼い頃から変った性格で有名でした。勉強でも遊びでも、人よりも先に立たないと落ち着かない子供でした。だから読書室にこもる生活は大学に入ってからも続けました。友達よりも早く就職しなければと思う私にとって、キャンパスのロマンと自由は煩わしいだけでした。誰がなんと言っても、そんな生活が私にとっては幸せでしたから。その結果、私はこれ見よがしに早期卒業し堂々とした大企業に就職しました。
社会に出ても成功に向う私の疾走は止まりませんでした。同期のみんなを押しのけて昇進しようとすれば、寝る時間も惜しいと思いました。熾烈な人生の現場で生き残るためにすべての時間を費やしました。
ですが、何が問題のでしょうか。先んじようとすればするほど、いつも後ろにいるような気分、、、、。勤務評価も低く、称賛されることも認められることも私とは遠い話でした。今までの私の生き方が職場では全く通じなかったのでした。このまま落伍者になるかもしれないという不安に、毎晩、悪夢にさいなまれました。
毎日が息苦しく力なく耐えることができなくなったある日、会社の人たちみんなと仲が良く、実力まで認められている先輩に心の内を打ち明けました。
「本当に最善を尽くして仕事をしているのに、、、なぜうまくいかないのか理由がわかりません。」
先輩は心のこもった忠告をしてくれました。
「こんなこと知っているかい。ミヨンさんはいつも不安そうな顔をして生きているのを、、、。」
先輩は普段の私の姿が、トンと叩くとすぐにでもガラガラと崩れるように危なく見えるといいました。
「他の人よりも先に成功ことが、そんなに重要ですか。成功も共にすれば光が出るものですよ。共に生きる人生を受け入れて、心を開いて見れば。」
先輩は人々と仲良くしながら、ワンテンポ休む余裕を強調しました。
「早く咲いた花が早く枯れて、先に育った木が先に切られるものです。心の余裕を持って、現在を十分に楽しみながら仕事をしてみたら。本当の実力はそんなものですよ。ミヨンさん。」
一人だけ成功したらいいと思っていた私の利己的な考えが、社会生活からずれていたのでした。日々熟していく果実のように、生きていくところで重要なことは、人と調和を成しワンテンポやすむ余裕でした。
コメント
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