退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

울지 말고 꽃을 보라

2014-08-10 06:06:53 | 韓で遊ぶ

約束
澄んだ水に暮らすおたまじゃくしとハヤが愛し合うようになっていた。彼らは互いに種が違うために愛し合うことができない仲だということにもかかわらず、ただ互いに愛する仲になってしまった。
「それは愛してはならない間だ。太っていて腹ばかり出ているおたまじゃくしのどこがいいと言うのだ。尻尾もなんだ、あれは。口の悪い人たちの間では『おたまじゃくし腹』と言う言葉まででいているって。」
「しっかりしろ。それは成就できない愛だ。ひょろっとやせこけた魚のどこがいいと言うのだ。後で大きく傷つくだけだ。そんな愛ははじめからやめておけ。」
多くのおたまじゃくしとハヤがすべての言葉で彼らをやめさせようと説得したが彼らは一時も離れては生きていくことができない仲になってしまった。
しかし、彼らの熱い愛はしばしのものだった。彼らは別れなければならなかった。おたまじゃくしが、だんだん尻尾がなくなって足が生え始め、目が飛び出して全身がごつごつした蛙になってしまったのだ。
「さあ、もはやここを発ちましょう、母さんは今日が来るのをどんなに待っていたことかわからないわ。私たちは陸に上がって暮らさなければならない時になったのよ。」
母蛙が、蛙になったおたまじゃくしの手を取って言いました。
おたまじゃくしはもはや家族に従って水の外に出なければいけなかった。おたまじゃくしは仕方なくハヤを訪ね、別れを告げた。
「ハヤさん、病気しないで元気でいてね。私はもう自ら出て陸に行かなければならない。」するとハヤも陸に行って暮らすとおたまじゃくしについて行った。
「だめだ。お前はここで暮らさなければならない。この小川を離れると君は死ぬ。」
おたまじゃくしは驚いた顔で、真顔になって言った。
ハヤは悲しかった。おたまじゃくしと別れることはただの一度も考えたことがなかった。現在のあるがままを愛することが本当の愛だと言うことをよく知っているハヤは、おたまじゃくしがだんだんおかしな姿に変わっていっても、おたまじゃくしをそのまま愛していたのだった。
「どうすればいいの。私はあなたと別れることができない。」
ハヤがおたまじゃくしの手を離さなかった。
「心配するな。私が時々ここに来るから。」
「本当、必ずその約束守らなければならないわ。」
「もちろん、守らないことがあろうか。君は私がお前をどれだけ愛しているかまだわからないのだ。」
蛙が今も時々水の中に入って出てくるのはハヤとの約束があるからです
コメント
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