敗北の苦さでつらいあなたに
果たして負けたらだめなのか
「勝つ習慣」を著述した私に胸の痛いメールが来た。
勝とうと思うが、思った通りにならないということだった。
私は他人と比較して相手に勝たなければならないという本を書いたのではない。
一貫した自分の夢を維持し、困難が来ても屈しないで、時間がかかってもあきらめず最善を尽くすこと。
その状態にいることが勝つことだ。
多くの人が2等は価値がないことなのかと聞いた。
2等は価値がないと言ったことはない。世の中を生きていきながら、どうしてすべて勝つことができようか。
負けないで生る人は一人もいない。
人生は倒れて起き上がる連続だ。
倒れたら起き上がればいい。
何度も倒れて起き上がる中で不屈の意志が生じる。
瞬間の失敗はだれにでも訪れる。
失敗だけでは敗北ではない。
夢に対する一貫した態度を維持して、環境と関係ない偉大な話をしなさい。
余生に成し遂げようという偉大な夢は環境に任せてはいけない。
ただ、勝つことはひとえにあなたの夢だ。
環境と状況が私達を押しつけ支配しようとする時、
静かに多くの比較をやめてあなたの計画を、
あなたの夢を考えなければならない。
他人でなく自分に集中して霊魂を培うこと。
世の中を正しく眺めて、明るい心と真実の霊魂をもつこと。
自分の仕事を愛し、怠けないこと。
激浪の中でも笑うことができ、敗北の中でも再び望みを持ち、最も恐ろしいと思う時に淡々と、最も弱った時に堂々とすることができる霊魂の力を育てたまま生きていくこと。
これが勝つことだ。
みすぼらしい言葉がみすぼらしい人生を作る
外見を磨くより切迫した霊魂の管理
嫌気が差してあきらめる資格、まだない
世の中のどこにもないスタイルで勝負をかけること
成功より成熟が優先だ