方丈は室町初期の建築。方丈としてはわが国で最古のものだそうだ。
応仁の乱以前に建てられ、寝殿造りの様式を残すという。
なにしろ国宝であり、当然のように撮影禁止。
ただし、昭和39年に重森三玲により作庭された庭は撮影が許されている。
南面の庭は「無の庭」。白砂だけで、石一つ置かれていない。
禅の庭のごく初期の姿を意識したように思われる。
西庭は「龍の庭」。
激しい勢いを感じさせる石組である。
ただ、訪れた時刻は日向と日陰のコントラストが強すぎて、全体としてまとまった姿にはならなかった。
東庭は「不離の庭」。
奥に見えるのは庫裡で、方丈と庫裡、そして渡り廊下で縁取られた四角い空間に作庭されている。
この庭も、それなりの意味を込めて作庭されているようだが、それについては別なサイトで調べて頂くことにして、まずは白砂と石の取り合わせを眺めて頂ければと思う。
応仁の乱以前に建てられ、寝殿造りの様式を残すという。
なにしろ国宝であり、当然のように撮影禁止。
ただし、昭和39年に重森三玲により作庭された庭は撮影が許されている。
南面の庭は「無の庭」。白砂だけで、石一つ置かれていない。
禅の庭のごく初期の姿を意識したように思われる。
西庭は「龍の庭」。
激しい勢いを感じさせる石組である。
ただ、訪れた時刻は日向と日陰のコントラストが強すぎて、全体としてまとまった姿にはならなかった。
東庭は「不離の庭」。
奥に見えるのは庫裡で、方丈と庫裡、そして渡り廊下で縁取られた四角い空間に作庭されている。
この庭も、それなりの意味を込めて作庭されているようだが、それについては別なサイトで調べて頂くことにして、まずは白砂と石の取り合わせを眺めて頂ければと思う。
龍吟庵は、この名前、そして重森三玲作庭の石庭、
で強烈に印象に残っています。
石組みの造形としてとても美しい庭園だと思います。
ただ、白砂の庭では、晴天すぎると光の反射、明暗の
コントラストが付き過ぎて、写真を撮るには厳しい
雰囲気になりますね。
晴天と曇天、それぞれで善し悪しが出てきますね^^;
美術的な視点で策定し過ぎていて
どことなく情緒に欠ける
というイメージがあります
庭ということなら良いのでしょうが
寺の庭となると少し違うのでは?
そう思った記憶があります
東福寺は三玲ばかり
分陀院が個人的な好みです
人間の目機能は素晴らしく、光が当たるところと、陰の部分を同時に見てもそれ程不思議に思わないようです。
カメラはそれを理解する程のインテリジェンスはないようです。
NYの国連ビルの2年後。オリンピック関連で前衛的な手法が用いられた時代、三玲としてもそれなりの意識はあったとしても不思議はないような。
それを南面の庭の無で補ったような印象を受けました。
庭園探訪をはじめた初期の頃に出会いました。
重森三玲の庭園も数庭観ており、
それなりに免疫が出来ていたはずですが、
やはり、
何だこれ、
と圧倒されました。
次回、自分がどう感じるのか、
楽しみです。