蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

耕雲寺  更埴市鼠

2009-11-19 21:45:30 | 古民家、庭園
鼠宿近くは明治初期の街道整備が行われるまで北國街道でも指折りの難所で、千曲川の川岸まで断崖絶壁がせり出した地形だったようだ。耕雲寺は、街道から急傾斜の参道を登った奥にある禅寺である。


参道には整然とした杉が並ぶが、大変な坂道である。


最後の石段がひときわ厳しい。
ひっそりとした本堂のブザーを押して何とか大黒さんを呼んでいただいたのだが、この寺には特に見せるような大層な庭は無い、と強く謙遜される。「日本庭園鑑賞便覧」に載っておりましたので伺ってみました、と申し上げても、上田の安楽寺や塩山の恵林寺とは違うのだという事をしきりに強調され、なぜそのような案内書にこの庭が掲載されたか、非常に不思議がられていた。


拝見したのは、こちらの池を中心としたお庭。


寺の奥の深い杉の森を背景に、池の庭ならこの場所という感じの位置に作られている。


向かって右手の、池の中から立ち上がる石は江戸の作庭と思われる迫力があると思うのだが・・・。

今回、訪ねたお寺であまり納得していただけなかった感じなので、改めて調べてみました。
まず、参考にしたのは「日本庭園鑑賞便覧」学芸出版社 刊。 編集は「京都林泉協会」。 
この本の後半にある「全国庭園ガイド」について京都林泉協会に電話で問い合わせてみました。掲載しているのは重森三玲の「日本庭園史大系」に収載した庭を核として、各地の庭の権威の実地見分を基にした庭だそうです。それなりの目のある方の判断を経た庭が掲載されているようです。
写真は私が撮った拙いものしかありませんが、この庭から江戸時代作庭の名残を感じられたか、率直なご意見を頂ければ幸いです。
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