kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

広島市・白神社の「お神楽神事・八岐大蛇(やまたのおろち)」

2018年11月27日 | 観戦・鑑賞・参観・見学ほか

広島焼きを食べたあと・・・


広島の旅が決まるきっかけになった「白神社」に行きました。

それは新米を頂いた時の集まりで、友人から「白神社のお神楽」の話を聞き
「広島へお神楽を見に行こう~」で、広島行きが決まったのです。


市民から「しらかみさん」と呼ばれている「白神社(しらかみしゃ)」は
爆心地から約600メートルのところにありました。

主祭神:菊理媛神、伊弉諾尊、伊弉冉尊

白神社の名前の由来は
白神社の一帯がまだ海であった頃、現在神社のある地点は海面から突き出た岩礁でした。岩礁に衝突する船が後を絶たないため、当時の船人により岩礁上に白い紙がたてられ、海難事故を防止する役目を果たしていました。守り神の象徴として祠が建てられ、祠は白紙にちなみ「白神(しらかみ)」と呼ばれたそうです。


みんなが白神社の前で見ているのは・・・


広島県安芸太田町の「坂原(さかばら)神楽」さんたちです。


恵比寿舞(追加写真)


子供たちが舞台前まで一斉に駆け寄っていきます。
お目当ては、お菓子が振舞われるのを待っていたのです。

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お神楽神事 演目:八岐大蛇(やまたのおろち)

出雲の国に暮らす老夫婦には八人の娘がおりました。
しかし年毎に一人また一人と大蛇に取られ、次は八人目の娘が取られるので
老夫婦と八人目の姫・奇稲田(くしいなだ)姫が嘆き悲しんでいました。


そこへ高天原から舞い降りた


「素戔鳴尊(すさのおのみこと)が通りかかり、その訳を聞きます。(追加写真)


素戔鳴尊は大蛇退治を決め
老夫婦に大蛇の好むという酒(毒酒)を造らせます。


毒酒の入った樽のそばに姫を立たせ、大蛇は毒酒に映った姫の影を飲み干し


酔いが回り始めると暴れ狂い


しだいに酔い伏してしまいます。


これを待ち構えていた素戔鳴尊が、壮絶な戦いの末に大蛇を退治します。
(追加写真)


大蛇の腹を切り裂くと、一本の刀が出てきました。
「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」と名付け、天照大神に捧げます。

そして、素戔鳴尊は奇稲田(くしいなだ)姫を妻にして
平和で豊かな出雲の里で暮らしました。   終わり

限られた舞台の中で、舞手が大蛇を操るお神楽は見応えがありました。(^^♪
白神さんが近くだったら、きっと毎年見に行っていると思います。
※友人からの写真を追加しました。写真ありがとう~(^^♪(11月29日)

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