韓国二日目の夕方
その日は(昼間だけの観光ツアーだった)
夕食が付いてなかったので 何処で食べようか悩んでいた
と言うか 土地勘がないので ホテル内のレストランのどれか?
私達はホテルの回りを散策してから ホテルのプールやフィットネスジムに
行ってからレストランに入るつもりでいた
ホテルの外の散策前に ホテル内の小さなゴチャゴチャした暗い雑貨店に
入った お客はいない。 少し派手なオバサンが日本語でまくし立て接客してくれた
お節介なオバサンではあったが 気さくで私は気に入った
その雑貨屋は 免税店やツアーで連れて行かれたショッピングセンターよりも
同じ物が安かった・・・物によっては半額
オバサンは 私達が
『本当は韓国焼肉を食べたかったけど、何処にあるか?分からないし
言葉も出来ないから諦めてホテルのレストランに行くの
』
と言ったら気の毒がって 近所の地元の人しか行かない焼肉屋を
教えてくれた しかも
下働きの子に案内させてくれた
しかし たどり着いた所はホテルから 暑い所を10分歩いた現地人用の店で
日本語と英語は 通じなかった・・・
私と姉は 『どーやって注文しようかなぁー?』と悩んでいたら
オバサンが電話で注文してくれていたらしく
・・・・
私達が食べたいと言っていた骨付きカルビ等の品がテーブルを埋めた
店の人も親切で
ゼスチャーでコーして食べろ! あーして食べろ!
美味いか? ビール飲むか? キムチのお替りはどうだ?と・・・
ホント明日には帰ってしまう一般旅行者にどーして親切なんだ
韓国に行く前に『日本人は嫌われているから気をつけてね!』とアドバイス
してくれた人がいるが それは一部の人だけで偏見だよ
!と思った
こんなに美味しい焼肉は きっと日本円で1万円はするだろうなぁーと
思っていた
するとどうだ!!
ビール
も飲んだのに( ̄∀ ̄;) 24000ウォン 2400円位!
安過ぎだよ!びっくり!
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話は戻って 雑貨屋のオバサンは 私にコーも言った
『アンタ 眉毛薄いよ 入れ墨したら? 私も入れてるんだよ。いいよ。』
姉は驚いて退散した
私はアメリカ駐在中 マンハッタンの韓国美容室の入れ墨は人気があり
日本人も結構 やっていたので驚きはしなかった
二つ返事で 雑貨屋の隣の美容室に予約を入れた
美容室は7時閉店なのに予約は 7時半
美容師さんは35才位の方
美容師さんは日本語がほとんど出来ないけど 笑顔で『大丈夫!』を連発
オバサンから日本語を習っているようだった
姉と約束したプールはキャンセル
姉にはよく謝っておいた( ̄∀ ̄;)
いよいよ 眉毛に麻酔して 下書きもなくいきなり始まった
オバサンは雑貨屋がほとんど閑古鳥が鳴いている状態らしく 女の子に任せ
私の通訳として 美容室で横に座り付っきりで私を安心させてくれた
少し経つと眉毛は、素晴らしく・・・似合わないくらいカッコ良くなったけど
マジックで書かれたように 濃くて私はゾッとして来た
でもオバサンと美容師さんは もっと濃くしないと10日ではみ出た汚れは取れて
薄くなってしまうから 最初は もっともっと濃くしなきゃダメよ
『心配ない!心配ない!信じなさい!任せなさい!』を連発するので
やけに安心できた
眉毛終盤頃
とても親切な人達なので 私は図に乗って ヘアカットもしてもらいたい♪
と言って見たら 笑顔でOK!してくれた
ヘアカットもやけに上手い!カッコイイ!気に入った!
とてもスッキリとした!
確かマンハッタンで眉毛タトゥーは7万前後だった
日本ではいくらか?知らない
果たして韓国ではいくらか?
やっぱ韓国!安い!
しかも観光客用料金じゃないわ
オバサンが言う ツアー会社を間に入れると値段が30%上がってしまう
日本人はそれでも安いと言うからね
ココでは それはしないからツアー会社には言わないでね
眉毛入れ墨 2万円
ヘアカット 1千円===
(日本では気に入らなくても3500円)
〆て 21000円 安いと思う
次は まつ毛でしょうか? まつ毛は1万円だって。
眉毛をしている時 一緒にしたら?と言われたけど 痛くて痛くて
『はい!お願い! 』とは言えなかったのが残念でならない
オバサンには
『今度来たら頬のシミも取りなさいよ。目立っているよ。私はシミできたら
すぐに消しているよ。安いとこに連れて行くよ。通訳してあげるから.』
おおおおーー連れて行ってよ。
私はオバサンの店では 150円のストラップ5個しか買ってない
焼肉屋への電話代も支払ってない
通訳2時間の報酬も出してない
夜10時頃まで付き合わせたのに 嫌な顔一つしないオバサン
ホントイイ人だった
また 行きたい オバサンに会いに。
キレイにしていたけど たぶん70才位
次に行くまで元気でいて欲しい