機関紙出版の発送物を依頼している日本郵便から、来年の消費税値上げに伴う料値上げの案内が届きました。
この夏に料金値下げ交渉を行い、先方も検討しますという返事だったので、なんじゃこりゃ？いう気分ですが、メール便でみるとキッチリ２円の値上げになっています。
他の宅配会社がどんな対応をしているのかが気になりますが、それ以上にますます本が売れなくなることが確実に予想されるのでそっちの方が重大問題です。
中小書店はますます廃業に追い込まれ、同じく中小出版社、専門書出版社なども廃業になる事例が今まで以上に顕著になるでしょうね。大手出版社も安泰ではありません。その屋台骨を支える雑誌やコミックなどはやはり中小書店で主に売られているのですから。もちろん取次も仕入れ部数を控え、大手書店も本部では今まで以上に仕入れ部数を引き締めてくるでしょうから、うちのような超零細出版社の本は、果たして流通していけるのかどうか…という２０１４年４月以降のイメージですが、どうなんでしょうかね？
それにしても消費税増税に賛成派が反対よりも多い世論調査（共同通信１０月１日・２日調べ）の結果とは、いったいこの国の人々はなんともお人好しなのだろうかと、一瞬思ったりもしますが、やはり本当のことが伝えられないマスコミを利用した一大キャンペーンが大きな影響を及ぼしているのだろうとつくづく考えたりしています。
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