うんたま森のキジムナー

渡り鳥

アカハラダカは、朝鮮半島や中国東北部で繁殖し、
日本では渡りのときに南西諸島や男女群島を通過し、
冬はニューギニアやマライ諸島になどに渡る。
下面は白く、胸から腹部にかけては赤褐色なので
アカハラダカ。
白露の時期に渡ってくるが、中には渡りをやめて、
サシバと同じく宮古島で越冬する
アカハラダカもいる。

ここ数日、カラスの声が聞こえないのは
越冬するサシバやアカハラダカが
いるからだろう。

我が家の裏手は元ゴルフ場で隠れたところに
池がある。そこにはカエルやバッタ、トカゲなど
鳥の餌になるもものがたくさんいる。

暖かいし、餌も豊富なのでワザワザ海を渡って
遥か遠くの国まで飛んでいかなくても
いいのだろう。

アカハラダカは、これまで、日本での記録は少なく
迷鳥扱いにされてきた。
しかし1980年の調査で、サシバと同じようなパターンで、
毎年9月8日頃から下旬にかけて渡ってくることが
わかった。

この渡りを白露のタカ渡りと呼んでいる。
ここ20年間の宮古への平均飛来数は、
約8000羽もいたそうだ。
宮古島で越冬するのは何羽くらいいるのだろう。
今も外からサシバの鳴き声が聞こえている。


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コメント一覧

きじむな
サシバの鳴き声が聞こえています。
ここ宮古島で越冬するサシバのことを
「バンダカ」と島の人は呼んでいます。
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