うんたま森のキジムナー

異常気象

宮古島には大きな川がなく、上水道の水源は多くを
湧水あるいは地下水に依存している。
8月の降水量は43.5㎜ 
数字では多いのか少ないのかわかりにくい。

新聞には「観測史上最低」大きな見出しが出ていた。
1938年の統計開始以来の最低を記録したそうだ。

農業にとっては死活問題で、サトウキビの葉っぱも
丸くなりロール現象が現れている。
異常気象という言葉も聞きなれてきて「記録的」という
文字も見慣れてしまった。

水道の蛇口から水が普通に出てくるあいだは、あまり
危機感を抱かない。

「観測史上最低」の降水量 それだけではない。
宮古島では気温が過去最高の「29.9℃」
この8月は沖縄県全体で過去最高気温を記録している。
関東では8月の日照時間が観測史上最低を記録したと
報道されていた。

7月8月 台風は接近するものの、さほど影響がなく船を
陸揚げしていない。この宮古島に住んで30年以上になるが、
台風が来ない夏は初めてかも知れない。
台風は来てほしくないけれど、来ないともっと困ることになる。
この異常気象がいつまで続くのか、
ジワリジワリ危機感をかんじさせる。


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