うんたま森のキジムナー

大阪へ

個人的な小用で、急きょ大阪へ行くことに
なった。5月から1日も休みなし、船も出られ
ないほどの北風が吹いているあいだに夕方の便で
大阪へ一泊して翌日の便で宮古島へトンボ帰りと
言う強硬スケジュール。

「どこか行きたいところは?」と聞かれれば、
返答に迷うが、「行きたくないところは?」と
聞かれるなら、迷わず「大阪!」と言うだろう。
関西空港行きの便に乗った瞬間、そこはもう大阪。
着陸するやまだ飛行機は所定の位置に止まって
いないのに立ち上がって荷物を出そうと
している人もいる。
(イラチやなぁ~)せっかちだなぁ~。

東京で電車に乗ると、乗っている人の表情は
疲れ切っているように見え、車内も静かと
言うイメージがあるが、大阪の電車の中は関西弁が
飛び交い、聞こえてくる会話も「なんでやねん!」
あちこちでボケとツッコミが言葉の
キャッチボールをしている。
前に立っていた若い女の子は彼氏らしき人物に
「あんた、寒いねん!」とよくわからない話を
しているし、大阪というところは独立した文化を
持った違う国であるような気がする。
独立国家なら「ボケ党」と「ツッコミ党」で
意外と理想国家が気づけるかも知れない。

カラカラ先生はこの大阪独自のルールを知らない
ようで、歩いていても後ろからドンドンと人が
ぶつかってくる。エスカレーターの左は
追い越し車線、ムービングウォーク(歩く歩道)は
歩くもの、電車を待つときは横並び、まっすぐ
こちらにむかってくるオバチャンの乗った自転車は
歩いている人をよけるつもりなどはなからない。
しかし、さすが食道楽の街、こんなに美味しいもの
があるのかと舌鼓を打つ。サッサと用事をすませて、
少し観光でもと思ったが時間もなく・・・・・
なぜか、浪速のロッキーのお母さんのところへ
お邪魔してしまった。

私の中に脈々と息づいている関西人のDNAが、
落ち着く楽しい時間をすごさせていただいた。



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