ポッカレモンで割る。
それを一気に飲んでから一日が始まる。
若いころは、ウオッカを入れていた。
ウオッカのトマト割「ブラッディ・マリー」
ロスのバーのカウンターで、バーテンが
グラスにウオッカを入れてトマトジュースで割る、
そこにタバスコを入れて、
グラスの回りに塩を付ける。
出来上がったものを客に渡すときに
「負けるんじゃないぞ！」みたいなことを言った。
ブラッディ・マリーは、喧嘩の前に飲む酒だそうだ。
日本でトマトジュースが売られたのは
戦前だったそうだが、ほとんど売れず一般に
知られることもなかった。
1963年にデルモンテとキッコーマンが提携して現在の
ようなトマトジュースが出来た。
子供の頃に初めて飲んだトマトジュースは衝撃的だった。
一口目は美味しくてもコップ一杯は飲めない、
そんな飲み物だった。それに今のようなまろやかさは
なくて、もっと味が濃いかった。
その昔のトマトジュースの味に似ているのが
オリオンビールから販売されている
缶のトマトジュース。
いつ頃からか減塩になって少し物足らなくなった。
今でも我が家の冷蔵庫にはオリオンの
トマトジュースが入っている。
いつものように酒屋にビールとトマトジュースを
買いに行くと・・・
「製造中止になるそうだから、まとめて
とっておきますね。」と言われた。
オリオンのトマトジュースがなくなるなんて・・・・
