夏の青い空に真っ白な雲は沖縄らしい。
入道雲は「積乱雲」上空を飛ぶ小型機や
ヘリのパイロットたちは口をそろえて
「あの中には入りたくない。」と言う。
なんらかの原因で発生した強い上昇気流によって、
あの巨大な雲が出来る。
その高さは上空1万メートルに達することがあるそうだ。
熱せられた水蒸気が雲になり上空1万メートルでは-40°
そしてそれが雨になって落ちてくる。毎日のように島の
どこかでスコールのような雨が降る。
一時的な雨なので、その後は照り付ける太陽が戻ってくる。
沖縄では傘をささないと言われているけれど、
すぐに乾いてしまうので必要がない。
そもそも持っていない人の方が多い。
海でもどうせ濡れるのだから傘など必要はない。
船を造るときに夏のイメージばかり浮かび雨や冬の寒さなど
ツユほども考えていなかった。
(今までは・・・)
ほとんどのショップの船の操舵席はオープンになっている。
しかし今回ばかりは学習した。冬の寒風吹きすさぶ中を走る寒さ!
夏の大雨で前が見えない怖さ。
顔に打ち付ける雨の痛さ!今回の船の絶対条件の一つが操舵席を
室内に持ってくること。室内に操舵席を持ってくると視界が
狭くなるのと熱気がこもるという弱点がある。
船の事故の多くがワッチミス(見張り不十分)
出来るかぎり視界を広くとり風通しをよくした。
避けられる雨なら避けていたが、今は雨を気にせず、それどころか
雨を楽しんでいる。
ウェットスーツを着ないで操船できるのは快適この上ない。
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