うんたま森のキジムナー

誕生日

スタッフの誕生日。「何か欲しいものはないか?」
と聞いても「ありません」そりゃ聞くほうが
ヤボだな。何か驚くようなものをあげようと、
あれこれ考えたけれど思い浮かばない。
二十代の娘くらいの女の子!これが愛人なら指輪か
宝石光物に花の一つも付け加えて渡せばいい
簡単なこと。いつもよく働いてくれているタッツンが
喜びそうなものはないか?と数日前から
ダイビングのカタログを見たり、ネットで検索
したりと私も暇なもんだ。

結局、通販で買ったのは自分が使う麻雀台!
あの年代の頃、欲しかったものって
なんだろう・・・・?
たった一つ思いついたものがある。
別に気取って言うわけではないけれど
「たくさんのいい思い出」ではないかなと思った。
スタッフはいつまでもいない。
若くて綺麗な女性だからいつかは遠くへと行く。
せめて、ここにいるあいだは、毎日、楽しく
過ごさせてあげたい。
今の私くらいの歳になって、振り返ったときに思い出し
笑い出来るような日々を送ってほしい。
「いい思い出」そんなもの売っているわけではない。
作る手伝いは出来るかな・・・・
何か喜んでくれるようなものはないもんかねぇ~

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