うんたま森のキジムナー

チャンプルー

この島にきた当初、お世話になった人がいて、よく
晩御飯をよばれた。沖縄の家庭料理といえば、きこえはいいが、
ごく普通の沖縄の家庭で食べるものは
ほとんどがチャンプルー料理。

「そろそろ晩御飯の支度をしようかねぇ~」と、お母さんが
台所に行くと台所から聞こえてくる音は、
「トントントン・ザクザクザク」
そんでもって、「ジューッ」という音。
正直なところ、よく毎日、毎日、チャンプルー(野菜炒め)
ばかり作るもんだ・・・・と思った。

実際には、チャンプルーにもたくさん種類があって、有名な
ゴーヤーチャンプルー、マーミナー(モヤシ)
タマナー(キャベツ)パパイヤ、ナーベラー(ヘチマ)
なんでもかんでも入れるからチャンプルーなわけで、
共通する点は、どれにも豆腐とポークランチョンミート(スパム)
がかかせない。

比率においてゴーヤーが多ければゴーヤーチャンプルーで、
モヤシが多ければマーミナーチャンプルー、
豆腐が多ければ豆腐チャンプルーとなる。
もちろん作る人が豆腐チャンプルーだと言えば、たとえ豆腐が
少なくてもこれは豆腐チャンプルーとなる。

沖縄本島では、チャンプルーにこだわる知り合いがいて、
麩チャンプルーとソーメンチャンプルーは、
チャンプルーではないと言う。
その理由は、豆腐が入っていないからで、
(宮古島では麩チャンプルーに豆腐を入れるところが多い)
麩チャンプルーは、「麩イリチー」ソーメンチャンプルーは、
「ソーメンタッチャー」と言う。
チャンプルーの語源はインドネシアだそうで
混ぜるという意味にはかわりない。


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