うんたま森のキジムナー

選挙

総選挙速報の視聴率をみると、その高さに
矛盾を感じる。過去最低の投票率とも言われているのに、
誰が当選するか気になる人が多いと言うこと。
小さな島で生活をしていると「選挙」という言葉に
敏感になる。今でこそ、あからさまな選挙違反は少なく
なったけれど、市長選などでは、傾く会社も
出てくる。生活に密着しているということを改めて
知ることになる。

議員選挙では、家族・親戚・友人などの関係が崩壊する
ことだってある。徳之島にいるときに選挙があった。
普段付き合っている人もまるで催眠術にかかったような
状態で、島を二つに分断してしまう。
選挙の勝敗を分けるのは2.5票とかわけのわからない数字。
当選したところはお祭り騒ぎで、敗者側は近寄るだけで危険を
感じさす。そんな場にいたことがある。

島の選挙をたくさん見てきて、選挙の色々な面を見ることに
なった。多数決で決めたことは、必ずしも正しいことでは
ない。妥協と言う言葉も浮かぶし一方では数の暴力でもある。
最近、何かと話題になる「一票の格差」

島全体で小中学校などのイベントがあるときに各学校の
代表者が集まる。生徒数のひらきがあまりにも大きい。
ときには、全体の意見よりその反対の意見が
通ることも珍しくない。本土にいたときは選挙など考えた
こともなかった。
島の生活では選挙は自分の居場所を危うくすることもある。


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