船で、伊良部島の佐良浜漁港の横を通り過ぎて、
宮古島本島の平良へ進路を取ると平良港まで約4マイルほど
キロm換算で約6・5キロくらいの距離であるが、宮古島が
見えない。まわりの景色全般が霞んでいるようで、
数キロ先が消えてしまっている。
ホコリっぽく霞んでいるのは「黄砂」が原因。
黄砂は大陸のゴビ砂漠で起こった砂嵐で上空に舞い上がった砂が
日本まで飛んでくる。黄砂が飛んでくるのには色々気象条件が
重なって起こる現象である。
黄砂はその程度や時期に地域差がある。
日本に黄砂がやってくるのは春によく起こる。
大陸の高気圧の張り出しや気流が大きく関係してくる。
沖縄は夏で、ここ数日は強い南風が吹いている。
湿度も高くジメジメと熱帯特有の湿った風が吹いている。
黄砂が飛んでくるなんて考えられない。
気象台によると1967年に気象観測の統計が開始されてから7月に
黄砂が観測されたことはないそうだ。
これが黄砂と認定されれば観測市場初の7月の黄砂となる。
あわせてPM2・5も非常に多い量が予想されているそうだ。
観測史上初という言葉に慣れてしまっているが、
この時期に黄砂が飛んでくるなんて
考えられない。

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きじむな

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