うんたま森のキジムナー

タクシー

こんな小さな島なのに、地域によって方言が異なる。
とくに池間島や西部は独特の方言で、市内に住んで
育った人には方言がわからない。
異なるのは方言だけでなく、酒の飲み方も違う。

西部(にしべ)は、泡盛を練乳で割って飲むことを好み、
酒の割合も水割りに例えるなら半々。
つまりグラスの半分がロック。
昼間にタクシーに乗ることは滅多にないが、たまたま用事が
出来て帰りにタクシーに乗った。
海から帰ってきてからだから、夕方4時くらい。

無線で「西部に近い空車どうぞ!」と何度も呼びかけているが
誰も応答しない。
私の家の近くまで来ても誰も応答しない。
「ここからだと近いんじゃないの?」と運転手さんに言うと。
「いやぁ~ チョット・・・・」
西部から市内までだと千円は超える。
いいお客さんのはずだが。

「どうして行かないの?」と聞くと、「実は・・今日は
西部で大きな同窓会が行われていて、午前中から、
みんな飲んでるさぁね。もう、かなり酔っぱらって
いるさぁ」なるほど、そういう訳。
慣れていない人にとっては、西部や池間の方言は乱暴に聞こえる。
私が降りるまで「西部に近い空車どうぞ・・・」と
呼びかけていたが、誰からも応答はなかった。



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