ブラジル原産で、和名をコガネノウゼン。
ブラジルに移民した人が沖縄に持ち込んだとも
言われている。今では沖縄を代表する季節の
花のひとつとしての地位を築いている。
トランペットのような形に見えることから
イギリスでは、ゴールデン・トランペットと
言うらしい。英名は「Ipe」沖縄では
イペーと呼ばれ親しまれている。
イペーの花の特徴は、青い葉を出す前に
黄色い花を咲かせる。
4月には青い葉の中に黄色い花を咲かせ、綺麗だ。
宮古島には高校までしかなく卒業すれば、
進学、就職のためにほとんどが島を出て行く。
イペーの花が咲き出すと島を出て行く子や
子を持つ親は進学、就職が近くなったことを知る。
そして子供のアパートを借りたり、色々と
準備に追われるものだ。空港から旅立つのを
見送るまでを見届けるように、そしてイペーの
時期が終わる。黄色いきれいな花だけど、
せつない思いを抱かせる花だ。
今年も、もう、そんな時期かな・・・
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