うんたま森のキジムナー

内地嫁

市内の人口の約10%が、ナイチャー(本土出身者)
仕事で住んでいる人もいれば、私達のように住みついている人も
いる。本土から島の男性と仲良くなって、この島に嫁いでくる
本土出身の女性の事を「内地嫁」と言う。
知り合いの女性が島の男性と結婚した。
本土から家族を呼び、こちらで結婚式をめでたくあげたそうだ。
島に娘を嫁がす親の気持ちは、察するにあまりある。

「なんで・・・こんなところで」男親ならなおさら、そう、思うに
違いない。彼女は訪問介護の仕事をしていて、もう、妊娠している
そうだ。私が親なら、男を2~3発、ぶん殴ってしまうかも知れない。
でも、彼女が来るのを待っているオジィやオバァ、それにその家族、
そして彼女が回る地域の人達がたくさんいる。
「彼女が来てくれたら便利だから」とんでもない。
彼女の笑顔が、オジィやオバァ達に明日への希望を持たせる。
彼女の笑顔に励まされている人達が大勢いる事を私は知っている。
産まれてくる子供も、たくさんの人に祝福されて産まれてくるだろう。

お父さんから見れば、不便な島に思われるかも知れないが、
都会にはない幸せな日々が彼女の回りにはある。
彼女を産んで育ててくれたお父さん、お母さんに地域の人は心から
感謝しているに違いない。


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コメント一覧

kijimuna
「ありがとう」
きっとたくさんの人たちが、
お父さん、お母さにこの言葉を
伝えたかったと思います。
kayo
母が気づいて大笑い・・
まさかうちの・・??
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