うんたま森のキジムナー

子守

毎日、午後6時30分、保育所が終わって歩生(いぶき)が
帰ってくる。ダイビングのお客さんを送り届けて、後片付け、
そして明日の準備におわれるショップでは忙しい時間帯。
最近、歩き始めた歩生は、たどたどしいヨチヨチ歩きで、どこへ
むかって歩きだすやら目を離せない。暇を持てあましているのは、
私だけなので、どうしても抱き上げてしまう。

私は人に好かれるタイプではないし、元々、子供好きではない、
自分の子供すら抱いた記憶はない。私を見れば、避ける人もいる
くらいなのに、そんな私に歩生は飛びついてくる。
抱いていると、気持ちよさそうにこのゴツイ腕の中で寝てしまう
ことがある。子供って寝てしまうと少し重たくなるって
初めて知った。体重に変化などあるはずもないのに、眠って
しまうと少し重くなる。おそらく気のせいだろうが、目隠しを
していてもわかるような気がする。
その少し重くなるのがうれしくて、変な事を言っているのは自分でも
よくわかるがその重たさが、もしかすると眠っている歩生より
心地よいのは抱いている私の方かも知れない。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

mama
歩生(いぶき)…って。
つくづく!
イイ名前よねぇ~~。(*^_^*)
Miho
アヤトじぃじぃ。
サマになってるじゃないですか ^m^
kijimuna
婚活ツアー
次回もやるからね。

たくさん考えさせられます そんなことをちゃんと考えながら 与那国に浮気してきます
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事