うんたま森のキジムナー

旧暦の暮らし

沖縄の御願は旧暦で行う。
あの世の正月であるジュロクニチ、浜下り、
お盆など身近な行事はすべて旧暦。
御願(うがん)神様にお願いをすること。

宗教ではない。
神を自然に置き換えてもいい。
実際旧暦を意識しながら暮らしてみると、
気づくことがたくさんある。

浜下りの旧暦の3月3日は、海水温が
上がってくる頃。

沖縄の風物詩でもある「スク漁」は
旧暦の6月と7月の1日(大潮)にやってくる。

海だけでなく陸でも、ヘチマやゴーヤ、
マンゴーの花は、旧暦の1日と15日に咲く。
この日に受粉するとマンゴーなどは甘みを
増すという。

旧暦の暮らしの中で先人たちが残してくれた智恵だ。

沖縄では今でも、漁業だけでなく農業をする
オジィやオバァは、月の満ち欠けを見て漁や
種まきの時期を判断する。
人間も自然の一部であり、人は満月に産まれ、
新月に死んでいくといわれている。

医療技術が進んだ現在では迷信だという人もいる。
私は無宗教で、神様とかは信じていないが、
大荒れの海で船が翻弄されているとき
「無事に港まで戻れますように。」と
つぶやいていることがある。
いったい誰にお願いしているのやら・・・・・


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コメント一覧

きじむな
昨日、船をおろしました。
まだまだ台風の影響が残っていますが、
なんとか今日から海に出られそうです。
無事に帰って来られますように・・・・
ダイバー
作業所長を任されていた時代、現場事務所にはいつも神棚を安置していました。精一杯の安全対策をしたうえで、万が一にも事故を起こしたり、けが人を出す事の無いように、日々土地の神様に清水を上げて、手を合わせていました。
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