うんたま森のキジムナー

事件・事故

朝起きて、新聞を見るのが日課。
人口約55.000人ほどの小さな島では、本土のような悲惨な
事件や事故はほとんど起こらない。
事件・事故のほとんどが飲酒がらみ。

新聞を開けると「酒気帯び運転検挙」
一日おきくらいに載っている。
飲酒運転に対する考え方も変わってきていて、飲みに行くときや
飲んだときは車に乗らない。いつまでたっても酒気帯び運転の
記事が載るのは、ほとんどが「朝検」と呼ばれている朝の
通勤時間帯に行う検問で検挙されている。

ある程度の年齢になれば代謝も悪くなり、少し飲みすぎれば
翌日に残る。かといって仕事を休んだり、タクシーを呼んで
仕事に行くわけにはいかない。
やってはいけないことだけれど、同情の余地はある。

次に多い事件が「不法侵入」で、空き巣ではない。不法侵入。
お酒を飲みすぎて家までたどり着けず、ついつい力尽きて
他人の家の敷地で寝てしまう。
団地などは、ほとんど同じつくりなので、自分の家と間違って
他人さまの家に入り込むということがよくある。
鍵をかけない家が多いのも原因のひとつ。

「窃盗」事件もたまに新聞に載っているが、その被害額は
「泡盛1本」とか最近ではタバコ一箱とか警察調書やそれに
かかわる警察官の経費の方が高いようなそんな事件ばかり。

ようするにこの島は平和なのだ・・・


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