うんたま森のキジムナー

テッポウユリ

船を走らせていると、海側からしか見られない
景色がある。人が降りて行けない断崖絶壁や、
原生林に阻まれてなかなかたどり着けない場所など。
そんな場所にポツリ、ポツリと白いものが見える
季節になってきた。

白く見えるのは「テッポウユリ」
どこからやってきたのか人のたどりつけない
場所に自生している。

おそらく観光地である東平安名崎や西平安名崎
あたりでは満開を迎えていることだろう。
正式な和名は「タカサゴユリ」もともとの原産地は
台湾だそうだ。

九州から南西諸島に分布しており、本土でも
観賞用として栽培されている。観賞用に育てようとしても、
連作が難しいといわれている。
普通のユリより背丈が短いのは、強い風にも
耐えられるように進化してきた。
連休を利用して沖縄に来られるなら伊江島の
テッポウユリはその数100万本と
言われ多くの人が訪れる。

華憐で弱弱しく見えるが、人がたどり着けないような
気象条件の激しい場所でも花を咲かせている。
今が満開を迎えている頃なので、機会があれば見てください。



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コメント一覧

kijimuna
船を走らせているときに、よく音楽をかけています。サザンオールスターズの「いとしのエリー」がながれているときに「これは誰が歌っている曲ですか?」と若い人に聞かれました。
ダイバー
サザンオールスターズの「山はありし日のまま」と言う曲があります。山で亡くなった友を偲び、振り返ると尾根に白ゆりが風に揺れている。掴みきれない理想に心を燃やした青春時代の記憶を持つ私には、涙がこらえきれない歌詞です。
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