景色がある。人が降りて行けない断崖絶壁や、
原生林に阻まれてなかなかたどり着けない場所など。
そんな場所にポツリ、ポツリと白いものが見える
季節になってきた。
白く見えるのは「テッポウユリ」
どこからやってきたのか人のたどりつけない
場所に自生している。
おそらく観光地である東平安名崎や西平安名崎
あたりでは満開を迎えていることだろう。
正式な和名は「タカサゴユリ」もともとの原産地は
台湾だそうだ。
九州から南西諸島に分布しており、本土でも
観賞用として栽培されている。観賞用に育てようとしても、
連作が難しいといわれている。
普通のユリより背丈が短いのは、強い風にも
耐えられるように進化してきた。
連休を利用して沖縄に来られるなら伊江島の
テッポウユリはその数100万本と
言われ多くの人が訪れる。
華憐で弱弱しく見えるが、人がたどり着けないような
気象条件の激しい場所でも花を咲かせている。
今が満開を迎えている頃なので、機会があれば見てください。
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kijimuna
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