Selva esmeralda, el dia que me quieras

The hills are alive with the sound of music

洛神の賦 三国志の世界を訪ねる旅 伊佐千尋

2020-11-30 19:36:21 | 日記
許昌
・古鄴城に登る 岑参
・短歌行 曹操
・苦寒行 曹操
・七哀詩 王粲
・王案に贈る 曹植
・飲馬長城窟行 陳琳
・従弟に贈る 劉楨
・宣州の謝眺の楼にて校書叔雲に餞別す 李白
・雑詩 曹丕
・丁儀に贈る 曹植
・野田黄雀行 曹植
・七歩詩 曹植
・白馬王彪に贈る 曹植
・洛神の賦 曹植

襄樊
・星落秋風五丈原 土井晩翠
・杜十四の江南に之くを送る 孟浩然
・漢江 杜牧・襄陽の歌 李白
・峴山懐古 陳子昻
・春暁 孟浩然
・王侍御維に留別す 孟浩然
・襄陽に遊びて孟浩然を懐う 白居易
・秋荊門を下る 李白
・赤壁 杜牧
・赤壁 趙翼

成都
・蜀道難 李白
・蜀相 杜甫
・峨眉山月歌 李白
・秦州雑詩 杜甫
・登楼 杜甫
・春夜 雨を喜ぶ 杜甫
・絶句 杜甫
・高式顔に贈る 杜甫
・人日杜二拾遺に寄す
・江亭 杜甫
・薊北より帰る 高適
・官軍の河南河北を収むるを聞く 杜甫

三峡下り
・南楼望 盧僎
・旅夜書懐 杜甫
・早に白帝城を発す 李白
・白帝城懐古 陳子昂
・幽州の台に登る歌 陳子昂
・秋興 杜甫
・山峡歌 陸游
・王昭君 李白
・登高 杜甫
・返照 杜甫
・八陣図 杜甫
・江陵の秋望寄する有り 魚玄機
・江陵にて幸を望む 杜甫
・岳陽楼に登る 杜甫
・江南にて李亀年に逢う 杜甫
・黄鶴楼 崔顥
・黄鶴楼にて孟浩然の広陵へ之くを送る 李白

南京
・石頭城 劉禹錫
・揚州の韓綽判官に寄す 杜牧
・懐いを遣る 杜牧
・子を責む 陶淵明
・晩歌の詩 陶淵明
・金谷の聚い 謝眺
・秋 宣城の謝眺が北楼に登る 李白
・范安成と別る 沈約
・始寧の墅を過ぎる 謝礼運
・江南に春 杜牧
・金陵の図 韋荘
・烏衣巷 劉禹錫
・秦淮丁家水閣の留題す 銭謙益
・秦淮雑詩 王士禎
・金陵の鳳凰台に登る 李白
・金陵雨花台遂に劉叔亮の墓に至る 趙孟頫
・秦淮に泊す 杜牧
・浪淘沙 李煜
・念奴嬌 蘇軾

あとがき


「三国志」の覇者 司馬仲達 松本一男

2020-11-27 21:15:16 | 日記
文庫版にためのまえがき

「内は忌にして外は寛、猜疑して権変多し」

序章 司馬仲達をとりあげる理由
注目されない天下人
・三国志を彩る者どもの中で
・仲達の人間像とは
修羅場を生ききった厳然たる事実
・中原に鹿を逐う
・敗者に勝者の訓えなし
かたき役の存在と意味
・信玄に謙信、孔明に仲達あり

第1章 司馬仲達・その波瀾万丈の生涯
生まれながらの傑物
・「司馬」という姓
・人相見の予見
姦雄・曹操との出会い
・新時代への胎動の中で
・実力者からの誘い
・屈従か、それとも死か
反発から傾倒へ
・崩れだした先入観
・偉大なる曹操
曹操幕下の名参謀として
・"隴を得て蜀を望む ”
・冴える進言
・曹操の信頼
魏王朝の重鎮たる地位
・統治政略
・巨人・曹操の死
・後継者争い
「自ら文の国」への想い
・2代目文帝の絶大なる信任
・忠誠心にかげりが
・孔明との出会い
・新王朝への布石

第2章 自分の生き方を切り開いた哲学
「非情」に徹する
・同僚さえも討つ
・曹操の非情と仲達の非情
「力」への絶対的な信奉
・乱世うぃ生き抜くには理想よりも実践
・相手の力は根こそぎそぐ
「弁証法的」な姿勢を貫く
・まず疑ってかかる
・先入観を徹底して排した人間像
「権謀術数」を最大限、駆使する
「唯我独尊」の気概

第3章 最後に勝利をつかみとった戦略
持して動かず-「待ち」
疾風迅雷-「速さ」
虚々実々-「かえひき」
鬼と化す-「殲滅」
細心にして緻密-「計数」

第4章 「修羅場」を勝ち残った人間学
″ 救国の英雄 ” として危急存亡の秋をしのぐ
諸葛孔明とどう対決したか
反逆者の征伐
政敵と最後の抗争

第5章 司馬仲達から何を学ぶか
「勝つこと」の真の意味
天下人の条件
現代人に通じる行動原理
不透明な時代の人間像
「非凡なる悪」の魅力


曹操 矛を横たえた詩を賦す 川合康三

2020-11-25 21:11:13 | 日記
第1章 非常の人、超世の傑

第2章 蒼天已に死す-時代とおいたち
1 外戚と宦官
2 党͡錮の禍
3 黄巾の乱
4 家系
5 少年曹操

第3章 外に武功を定む-武人としての曹操
1 最初の敷か仕官
2 後漢王朝の顚覆
3 群雄の決起
薤露
4 兗州分割
5 天子奉戴と屯田制

第4章 内に文学を興す-政治家としての曹操
1 官渡の戦い
2 秩序の回復
3 赤壁の戦い
苦寒行
4 人材の発掘
5 魏の建国に向けて

第5章 矛を横たえて詩を賦す-詩人としての曹操
1 建安の文学
芙蓉池の作
七哀詩
従軍詩

第6章 壮心已まず-英雄の死と死後の英雄
1 曹操の死
歩出夏門行
2 曹丕と曹植
七歩の詩
3 「曹操」像の転変

曹操年譜

あとがき
文庫版あとがき

解説 文学者が共感する曹操像 渡邉義浩

敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人 ジョン・ダワ-

2020-11-23 13:20:32 | 日記
日本の読者へ
謝辞



第1部 勝者と敗者
第1章 破壊された人生
美化された降伏
無条件降伏
数字でみる敗戦
帰国だ・・・たぶん
難民
軽蔑された旧軍人
汚名を着せられた犠牲者たち

第2章 天降る贈り物
「上からの革命」
非軍事化と民主化
強制された改革

第2部 絶望を超えて
第3章 虚脱-疲労と絶望
飢餓とタケノコ生活
堪えがたきを堪え
絶望の社会学
子供の遊び
インフレと経済破壊

第4章 敗北の文化
征服者への接待
「バタフライ」、「オンリ-」、反抗する女たち
闇市の商売気質
カストリ文化
デカダンスと正統性
「結婚生活」

第5章 言葉の架け橋
敗北を嘲笑する
明るさ、リンゴ、英語
昔なじみの「新しさ」
出版ラッシュ
ベストセラ-と死後の英雄
女性ヒ-ロ-と犠牲者

第3部 さまざまな革命
第6章 新植民地主義的革命
「猿人間」の評価を新たる
専門家と従順な家畜

第7章 革命を抱きしめて
最高司令官に身をよせて
知識人と侮蔑恨共同体
草の根の参加
改革を制度化する
日常言語を民主化する

第8章 革命を実現する
愛される共産主義者と急進化する労働者
「赤旗の海」
下からの革命を巻き戻す

第4部 さまざまな民主主義
第9章 くさびを打ち込む-天皇民主主義(1)
心理戦と「天子」
君主は禊する
書簡、写真、覚書

第10章 天から途中まで降りてくる-天皇制民主主義(2)
傍観者となる
人間になる
ハサミで煙を切る

第11章 責任を回避する-天皇制民主主義(3)
退位に直面する
巡幸、そして「現人」
ある男の砕かれた神

第12章 GHQが新しい国民憲章を起草する-憲法的民主主義(1)
両性具有の生き物の性別変更
明治男の難題
新しい国家憲章への民衆のイニシアティヴ
SCAPが引き継ぐ
GHQの「憲法制定会議」
理想主義と文化帝国主義についての考察

第13章 アメリカの草案を日本化する-憲法的民主主義(2)
保守派の最後のチャンス
翻訳マラソン
憲法草案を発表する
水ずは流れ、川は残る
李g李gs民主主義を「日本化」する
戦争を放棄する・・・多分
既成事実に対応する

第14章 新たなタブ-を取り締まる-検閲民主主義
幽霊官僚機構
容認されない表現
勝利を浄める
映画を検閲する
政治的左翼を抑える

第5部 さまざまな罪
第15章 勝者の裁き、敗者の裁き
厳しい裁き
シュウケ-ス裁判-東京戦争犯罪法廷
東京とニュルンベルク
勝者の裁きとその批判
人種、力あるもの、力ないもの
敗者の裁き-名指し

第16章 負けたとき、死者になんと言えばいいのか?
英霊のための鎮魂曲
非合理性、科学、そして「敗戦の責任」
懺悔といての仏教とナショナリズムとしての懺悔
残虐行為への反応
犯罪者を忘れず、その罪を忘れる
七戦犯処刑の報を聞いてより日本建設の底力沸く

第6部 さまざまな再建
第17章 成長を設計する
「オ-、ミズテ-ク」
見える手(そして、見えない手)
最先端経済を計画する
予期せぬ展開と天祐神助

エピロ-グ-遺産・幻影・希望