Selva esmeralda, el dia que me quieras

The hills are alive with the sound of music

日中関係史 「政冷経熱」の千五百年 岡本隆司 

2020-06-30 20:34:43 | 日記
はじめに-過去の日中関係をふりかえる
わからない日中関係
2005年-悪化した日中関係
十年か百年か・・・

Ⅰ 黎明-「日出づる処」と「日没する処」
1 隋唐以前
古代日本の記録
前漢から南北朝時代まで
倭の五王

2 遣唐使の時代-孤立する日本
「天子」を名乗った倭国
白村江
遣唐使の意味
選択的な受容
迎える転換期

3 日中の新時代
「唐宋変革」
イノベーション
日宋貿易

4 「元寇」の内容
「元寇」という対決
「日常識」な日本
弘安の役の意味
日中関係のプロトタイプ

Ⅱ 深化と矛盾-「倭寇」と明朝
1「14世紀の危機」から「朝貢一元体制」へ
寒冷化と帝国の崩壊
分離した南北と明朝の成立
現物主義と貨幣制度
経済統制としての朝貢
海禁と長城

2 東アジア秩序の再編
貿易と「倭寇」と海禁
後醍醐天皇と大陸
「不征国」-喧嘩を売ってはならない国
「日本国王」となった足利義満
日本人のメンタリティ

3 中国の変貌
朝貢一元体制からの逸脱
大陸の経済成長
貨幣はどこに
密貿易の隆盛

4 日本の変貌と「倭寇」
技術革新と大転回
世界の金銀の3分の1
「倭寇」ふたたび
「倭寇」から「倭乱」へ
日明戦争
基礎構造としての「倭寇」

Ⅲ 平和と疎遠-清朝と「鎖国」
1 日朝政権の変容
日本の「身代の入れ替り」
民治・民政の誕生
中国経済界の動静
官民乖離

2 清朝・朝鮮の関係と日本
清朝の興起
「胡乱」
国書改竄
中国併呑
「三藩」・鄭氏の攻略

3 日清関係の帰趨
海禁の消滅
「鎖国」の内実
日本型華夷
相互の黙殺

4 18世紀という時代-日本のデフレ不況と凝集
不況の時代へ
「米将軍」とデフレ不況
田沼の貨幣改鋳
凝集する日本

5 18世紀という時代-中国のインフレ好況へ
不況から好況へ
放置する清朝
貿易の拡大
膨張する中国

Ⅳ 世界秩序の転回-19世紀
1 近代前夜の風景
2 「西洋の衝撃」を受けて
3 相克のはじまり
4 日清戦争への道

Ⅴ 険しい時代-20世紀
1 従属してゆく中国
2 善隣の時代
3 せみぎ合う日中
4 日中の産業革命

おわりに-明日の日中関係のために
あとがき

アジアの戦争 日中戦争の記録 エドガー・スノー

2020-06-28 13:20:23 | 日記
THE BATTLE FOR ASIA by Edgar Snow

第1部 さらば 北京
1 逃亡者
世界を征服するにはまず中国を征服せねばならない
2 紳士にして悪漢
孔子辞するに疾を以てす
3 7・7事件
瓦となって全からんより、玉となって砕けん
4 北部戦線
日本の唯一のコースは、中国を打ち破りひざまつかせること

第2部 再度の上海戦
1 侵入軍
戦争はすべて創造の父であり、文明の母である
2 防衛に関する覚え書
地図を眺め中国と比べて日本の小さいのに注目し給え。
「空間を使って時間をかせぐ作戦」
3 ある戦闘の記録
上海ー中国の顔の上この政治的腫塲
4 神よりも偉大な
私には、神より偉大なある力がわが兵に鼓舞したとしか思えない

第3部 日本は「共産主義を撲滅する」
1 殺人教育
日本を導く唯一の精神は神道である
2 友を得る方法
日本は蒋介石政権背後の共産党の勢力を、
断固撲滅する覚悟を決めている
3 指導者なき上海
人民の政治組織、教育には何ひとつ進歩はなかった。
この欠陥は戦争が進むにつれてますます明白になった。
4 戦火の跡を追って
日本軍は中国大衆の繁栄を高める以外には、何の他意もないのでる。
5 アレーという男
労働者は地の塩でる。
6 工業合作社の誕生
中国の工業合作社は、
人間の再建、経済の進歩、民主的な教育に味方をするものであった。

第4部 何方戦線
1 政界余禄
天は民の見る如く見、民の聞く如く聞く
2 委員長
侵略者を決定的敗北に陥れるまでは、抵抗を中止することはできぬ。
3 遺産争い
民主主義とは何か。
そえは共産主義であり、社会主義でる・・・しかし、
中国においては階級闘争とプロレタリ独裁は無用である。
4 「見失われた」紅軍
政治は革命的軍隊の血潮である。
それがなくては政治の成長、発展、いやそれどころか存在すら不可能である。
5 人民の軍隊
武装した人間だけが国民の自由の真の要塞となり得る。
6 香港の幕間
全東洋人に代って日本が英人の鉄面皮を引きはがさぬ限り、
東亜永遠の平和は開かれないだろう。

第5部 竜は自らその傷を癒す
1 月光と爆弾
あらゆる戦争における主要因子は人間である
2 自由中国の基礎
日本は新しい将来への因をなした
3 生産の貧困
わが国は本質的に農業国であるが故に、
日本はわれわれを打ち破ることができないのだ。
4 中国軍主力
予の軍隊は屈することはあろうとも、
崩れることはあるまい。
5 中国の同盟者となった日本人
日本の革命は、日本軍が最初の痛烈な敗北を喫喫した後で
起こるであろう。

第6部 中国「工業合作社戦線」
1 或る計画の果てしなき冒険
中国工業合作社は、
中国に新しい民主主義の基礎を築きつつある。
2 国民党と官僚
中国には階級はない・・・
中国は資本主義の弊害に悩んではいない。
3 成都への道
夜は深み、阿片ランプの灯は消える・・・
4 新中国の開拓者
中国人は「貧乏を科学に変える」と。
5 明日への希望は?
一度び爆撃されんなば再び建てん。
十度び爆撃されなば十度び再建せん。

第7部 再び西北へ
1 中国に逆巻く潮
「変化しない」中国は勝利を収めんとしている。
それは、つまり中国が変化しつつあり、
しかも進歩的創造的方向に変化しつつある証拠である。
2 辺区政府
共産党が存在しなければ、
八路軍が存在しなければ、
そして辺区政府が存在しなければ、
中国は混沌の中にあらねばならないだろう。(毛沢東)
3 雨の旅
延安への道-
それは中国にとっては生命への道である(魯迅)
4 延安の再会
中国共産党は、素朴な空想社会主義の夢をみた、・・・
5 女戦士の大学
私は軍隊で自分の仕事ができようにして
していなくてはならないのだ。(朱徳夫人)

第8部 赤はいかに赤いか
1 赤い予言者
社会主義を実践する国を奪われたのでは、
われわれは社会主義を語ることすらできないのだ。(毛沢東)
2 中国共産党とソ連の戦略
完全な政治的自由と民主主義共和国による以外、
社会主義に近づく方法はない・・・(レーニン)

3 新疆はトルキスタントの赤い星か?
4 県長からの教訓
5 民主主義の実験

第9部 日本軍戦線の背後で
1 ゲリラ工業
2 八路軍
3 ゲリラ戦の能率
4 統一か破壊か?

第10部 帝国主義か民主主義か
1 自由中国への希望
2 日本の勝算
3 神国の破壊せんとするもの
4 アメリカの前途
5 将来の展望

訳者あとがき

世界史とつなげて学ぶ 中国全史 岡本隆司

2020-06-25 21:23:39 | 日記
A Brief History of China

まえがき-中国をとらえなおす

第1章 孝が文明から「中華」の誕生まで
乾燥地域と湿潤地域が人々の暮らしを二分した
居住地からみた農耕と遊牧の違い
なぜ農耕地と遊牧民で風習まで違うのか
文明は農耕民と遊牧民の交流地帯から生まれた
持っていないものを交易で得る
「文明地図」からユーラシアを4分割する
黄河文明はオリエント文明から影響を受けていた
都市国家が覇権を争った春秋戦国時代
「漢字」が東アジア各国の言葉を変えた
「外夷」のおかげで「中華」が生まれた
秦漢帝国の位置づけ
東西平和の時代へ-シルクロ-ドの恩恵

第2章 寒冷化の衝撃-民族大移動と混迷の300年
気候変動により「民族大移動」が始まった
人口減少と強制労働の時代へ
「邨」の出現
パラレルな東西と中国史の転換
小国分立から北朝の時代へ
江南の開発から南朝へ
小規模な勢力に分立した南北朝
「貴族」が出現し、コミュニティが形成される
複合的・多元的な社会が実現
統一の担い手が現れ、南北朝が終焉

第3章 隋・唐の興亡-「1つの中国」のモデル
南北分立から南北分業の時代へ
経済都市「揚州」を建設した理由
隋は2つの首都を持っていた
遊牧圏と仏教圏を巻き込んで拡大した唐
多元国家としての唐と多くの宗教
ソグド人に支えられた唐の繁栄
国際都市として栄えた長安
仏教を利用して国家の統合を図る
「金輪王」と呼ばれた則天武后
「安史の乱」から唐は解体へ

第4章 唐から宋へ-対外共存と経済成長の時代
東から西へ移動したウイグル
温暖化で人々の動きが活発に
「唐宋変革」が変えた中国社会①-エネルギー革命
「唐宋変革」が変えた中国社会②-水田化と人口増大
「唐宋変革」が変えた中国社会③-貨幣経済の成立
「唐宋変革」が変えた中国社会④-商業化の進展
「唐宋変革」が変えた中国社会⑤-都市化の進展
経済発展で多元化が進展した時代
「君主独裁制」で多元化に対応
「壇淵の盟」で遊牧民による侵略を回避
中華思想と多国共存
今日の中国文化の源流が生まれる
モンゴル部族の台頭

第5 モンゴル帝国の興亡-世界史の分岐点
全ユーラシアを支配下に
クビライによる奪権
緩やかな連合体制へ
大元ウルスと南宋制圧
宣伝や威嚇に長けたモンゴル軍
モンゴル軍を動かしたには商業資本
ユーラシアの貫通
紙幣の普及
紙幣の信用を支えた銀と塩
経済圏の拡大と共存
「元寇」と「西征」の歴史的意味
寒冷化で衰退が始まる
大都(北京)からの撤退

第6章 現代中国の原点としての明朝
漢民族だけの王朝をめざした明朝
「朝貢一元体制」を築く
貨幣と商業の排除
貨幣経済を否定した明朝
南北格差の解消のための江南を弾圧
靖難の変が起こる
首都を軟禁から北京へ移す
南北関係の鄭和の遠征
江南デルタが綿花・生糸の一大産地に変化
「湖広熟すれば天下足る」
非公式通貨として銀が流通し始める
世界中の銀が中国へ向かった
朝貢よりも民間の経済活動が活発に
鎖国体制は事実上の崩壊へ
民間のヘゲモニーと庶民文化
陽明学の位相
郷紳の出現
官民乖離が始まった
都市かの差異にみる官民の乖離

第7章 清朝時代の地域分立と官民乖離
明から清へ-清代の意義
満州人が打ち立てた清朝
「華夷殊別」から「華夷一家」へ
「因俗面治」の清朝
雍正帝の改革の対象は官僚機構だけ
朝貢国を実態に合わせて大幅に整理
銀不足によるデフレを、イギリスの茶需要が救う
究極の「小さい政府」としての清朝
民衆による反乱が頻発
経済的に各地域が分立状態に
「瓜分」の危機
国民国家「中国」の誕生

第8章 革命の20世紀-国民国家への闘い
国民国家をめざして
勃興する沿海地域と、立ち遅れる内陸部
中国の産業革命
蒋介石の統一と日本
国家統合の手段として共産主義を選択
明代以降の構造的な課題が増幅された現代中国

結 現代中国と歴史
分水嶺は14世紀
ユーロッパの影響を受けて「国民国家」をめざす
多元性と「1つの中国」の相剋
儒教から「中華民族」へ
西洋中心という既成概念をみなおす機会に

あとがき

論語物語 下村湖人

2020-06-21 13:18:33 | 日記
教育を正す名著  永杉喜輔

序文

富める子貢
瑚璉
伯牛疾あり
志をいう
子路の舌
自らを限る者
宰予の昼寝
觚、觚ならず
申棖の欲
大廟に入りて
豚を贈られた孔子
孝を問う
楽長と孔子の目
犂牛の子
異聞を探る
天の木鐸
磬を撃つ孔子
竃に媚びよ
匡の変
司馬牛の悩み
孔子と葉公
渡し場
陳蔡の野
病める孔子と子路
一以って貫く
行蔵の弁
永遠に流れるもの
泰山に立ちて

人生の案内者 下村湖人
湖人とともに 永杉喜輔
人と思想

曹操注釈 孫子の兵法 中島悟史

2020-06-20 19:14:04 | 日記
はじめに-『孫子兵法』と経営科学

≪治乱は数なり≫、さまざまな複雑な社会現象を、
情報と計数でつかまえて、
予測と戦略を組み立てる・・・孫子の真髄。

プロローグ・・・孫武と曹操

教科書だった『孫子の兵法』
曹操のこと
曹操と『孫子』
司馬穣苴と孫武
孫武の亡命
申公巫臣」と呉の勃興
趙武の平和条約
呉楚戦争は空前の大戦争だった

第1章 計篇
戦いは滅亡か生存かの現実問題
国家の安定度を比較する五つの方法 道 天 地 将 法
政治経営が不安定な国家は戦争にも勝てない
組織の理念に反する者は指導者失格
強みを隠して弱点を突け
戦略は必ずシミュレーションで検討せよ

第1章 注
1 孫武の口癖?
2 国家を比較する方法
3 司馬穣苴と孫武
4 季節と時間で戦術も変わる
5 信用と知恵と勇気
6 天地と人利を攻めよ
7 無道な君主の手先になるな

第2章 作戦篇
戦争の遂行は経済運営そのもの
戦時経済体制が崩壊したら戦争の継続は不可能
経済戦略なき戦争は破壊的なインフレを引き起こす
敵国より減税すれば現地調達をしても強奪ではない
指導者は国民生活を左右していることを忘れるな

第2章 註
1 戦争とソロバン
2 不公正は社会にとってマイナス
3 戦争の長期化は大罪
4 勇士でも戸締りはするもの
5 《拙速》も孫武のお国言葉
6 戦争長期化は民衆イジメでる
7 聖人は衆知を活かす
8 二千六百年前の土木工事
9 古代のニュー・ディール政策
10 経済恐慌は政治の不合理が原因
11 民衆をイジメて君主が無傷でいられるか
12 戦争の経済的効果
13 《率善》は曹操の造語?
14 司命星信仰は齋の習慣だった

第3章 勢篇
兵法の八大要素とは?
兵法の根源は無限の独創性
勢いがついた水流は石を浮かばせる
組織指導の安定はソロバン次第
適切な人材が組織の勢いを決定する

第3章 註
1 奇襲は奇策にしたがう
2 「虚實」と《實虚》は違う
3 孫武の故郷の原風景
4 感覚をマヒさせる戦術
5 《メビウスの輪》
6 混乱を起こし、混乱に乗ずる
7 治乱は数なり
8 聖人は物を生かし、人を生かす
9 曹操と張遼
10 指導者は緊急事態に第一線に立て
11 天変地異も時間は短い

第4章 謀攻篇
戦わずに勝つのが兵法の極意
指導者は感情的になって判断を誤る
戦術を決めるのは戦力の差
《疑惑》が指導者から指導力を奪う
勝利する組織の五原則

第4章 註
1 謀攻篇は第4章
2 戦争は次善である
3 『逸周書』の戦争論
4 《百戦百勝》は悪虐の代名詞
5 孫武と范蠡
6 曹操の悩まされた《堙》
7 蟻附と蛾傳
8 人智は虎牙に勝つ
9 PKFと『孫子兵法』
10 うまい《逃げ》も戦術
11 小国は大国の擒なり
12 改変された孫武の現地現場主義
13 無責任な者に権力を与えるな
14 百戦と百世

第5章 形篇
敵が見えない戦い方はするな
目立ちたがり屋と名将は違う
参謀は無名であれ
軍事的勝利は政治的優勢の延長である

第5章 註
1 『孫子兵法』の基本構造
2 最善の防御は撤退なり
3 《正体不明の軍》は無敵
4 新の戦略家は無名であれ
5 兵法に奇勝なし
6 軍師は何のために必要か
7 たった1字の動かぬ証拠
8 戦いは茨の道である
9 官僚主義は判断力を退化させる
10 勝利に演繹される
11 勇者は弱音を吐かない

第6章 行軍篇
黄帝の四帝征服の兵法
地形によって作戦が変わる
敵の情勢を直感で見破るポイント
敵のカモフラージュを見破れ
敵のふり見て我がふり直せ
政治の基盤は国民教育にあり

第7章 軍争篇
《急がば回れ》の黄金律
戦略の判断を誤ると将軍の首まで危ない
明確な戦略が《風林火山》の電撃作戦を生む
命令は必ず暗号通信で迅速に伝達せよ
敵軍を動揺させる心理作戦

第8章 實虚篇
利害を見せて敵をあやつれ
兵法の極致は無形にして無声
敵の大軍も分散させれば少数になる
兵法に無知な越人は恐れるに足らず
兵法の極致はスパイにもわからない
上善は水の如し

第9章 九變篇
五つの地形に五つの利点あり
君命より現場の判断が優先する4つの例
まずは最悪を想定して、その回避策をとれ
敵を思い通りに動かす戦略で勝つ
現場指導官が陥りやすい5つの倒錯

第10章 地形篇
作戦行動を決定する地形の六分類
組織の敗北を決定する六つの元凶
与えらえた条件は何でも活用せよ
愛情と至誠が指導者のカリスマ性となる
正確な情報が確実な勝利のチャンスを生み出す

第11章 九地篇
九分類の地形と戦術の関係
  散地 軽地 争地 交地 衝地 重地 泛地 囲地 死地
どんな敵でも《泣きどころ》がある
《歩》を《と金》に変える戦い方
《呉越同舟》でも団結こそが戦力
指導者は《人情》も戦術と心得よ
地理条件と自在の戦術の間に勝機あり
王者覇権の兵法も諸侯の兵法も基本は同じ
土壇場に追いつめなければ人は育たない
処女の如く、脱兎の如く

第12章 用間篇
スパイを使うことは卑怯ではない
スパイ謀略は正当な戦術である
スパイを心服させるには仁義を要す
能力によってスパイ情報のレベルも異なる
殷の湯王も周の文王もスパイを多用した

第13章 火陳篇 
火攻めの五つの攻撃目標 火人 火積 火輜 火庫 火隧 
火攻めに適した気候条件
火攻めを連係戦術の一つに組み込む
火攻戦略は将軍の冷静な判断を要す

第14章 幻の「孫子兵法」
見呉王篇(448頁-註)
 孫武、呉王と対面す
 誅罰は幹部から、賞与は末端からは始めよ
 君命も受けざるところあり
 戦争は君主の《お遊び》ではない

四變篇(451頁‐註)
 兵法には《禁じ手》がある
 《通ってはならない通路》とは?
 《攻撃してはならない敵軍》とは?
 《攻略してはならない城砦》とは?
 《争奪してはならない地点》とは?
 《実行できない命令》とは?
 
黄帝伐赤帝篇
 黄帝の兵法
 黄帝の天下平定
 湯王、武王も黄帝兵法を用いた

呉問篇
 晋の内部抗争
 覇者の挫折を招くもの
 政治は民衆を味方につけた者が勝つ