はじめに-過去の日中関係をふりかえる
わからない日中関係
2005年-悪化した日中関係
十年か百年か・・・
Ⅰ 黎明-「日出づる処」と「日没する処」
1 隋唐以前
古代日本の記録
前漢から南北朝時代まで
倭の五王
2 遣唐使の時代-孤立する日本
「天子」を名乗った倭国
白村江
遣唐使の意味
選択的な受容
迎える転換期
3 日中の新時代
「唐宋変革」
イノベーション
日宋貿易
4 「元寇」の内容
「元寇」という対決
「日常識」な日本
弘安の役の意味
日中関係のプロトタイプ
Ⅱ 深化と矛盾-「倭寇」と明朝
1「14世紀の危機」から「朝貢一元体制」へ
寒冷化と帝国の崩壊
分離した南北と明朝の成立
現物主義と貨幣制度
経済統制としての朝貢
海禁と長城
2 東アジア秩序の再編
貿易と「倭寇」と海禁
後醍醐天皇と大陸
「不征国」-喧嘩を売ってはならない国
「日本国王」となった足利義満
日本人のメンタリティ
3 中国の変貌
朝貢一元体制からの逸脱
大陸の経済成長
貨幣はどこに
密貿易の隆盛
4 日本の変貌と「倭寇」
技術革新と大転回
世界の金銀の3分の1
「倭寇」ふたたび
「倭寇」から「倭乱」へ
日明戦争
基礎構造としての「倭寇」
Ⅲ 平和と疎遠-清朝と「鎖国」
1 日朝政権の変容
日本の「身代の入れ替り」
民治・民政の誕生
中国経済界の動静
官民乖離
2 清朝・朝鮮の関係と日本
清朝の興起
「胡乱」
国書改竄
中国併呑
「三藩」・鄭氏の攻略
3 日清関係の帰趨
海禁の消滅
「鎖国」の内実
日本型華夷
相互の黙殺
4 18世紀という時代-日本のデフレ不況と凝集
不況の時代へ
「米将軍」とデフレ不況
田沼の貨幣改鋳
凝集する日本
5 18世紀という時代-中国のインフレ好況へ
不況から好況へ
放置する清朝
貿易の拡大
膨張する中国
Ⅳ 世界秩序の転回-19世紀
1 近代前夜の風景
2 「西洋の衝撃」を受けて
3 相克のはじまり
4 日清戦争への道
Ⅴ 険しい時代-20世紀
1 従属してゆく中国
2 善隣の時代
3 せみぎ合う日中
4 日中の産業革命
おわりに-明日の日中関係のために
あとがき
わからない日中関係
2005年-悪化した日中関係
十年か百年か・・・
Ⅰ 黎明-「日出づる処」と「日没する処」
1 隋唐以前
古代日本の記録
前漢から南北朝時代まで
倭の五王
2 遣唐使の時代-孤立する日本
「天子」を名乗った倭国
白村江
遣唐使の意味
選択的な受容
迎える転換期
3 日中の新時代
「唐宋変革」
イノベーション
日宋貿易
4 「元寇」の内容
「元寇」という対決
「日常識」な日本
弘安の役の意味
日中関係のプロトタイプ
Ⅱ 深化と矛盾-「倭寇」と明朝
1「14世紀の危機」から「朝貢一元体制」へ
寒冷化と帝国の崩壊
分離した南北と明朝の成立
現物主義と貨幣制度
経済統制としての朝貢
海禁と長城
2 東アジア秩序の再編
貿易と「倭寇」と海禁
後醍醐天皇と大陸
「不征国」-喧嘩を売ってはならない国
「日本国王」となった足利義満
日本人のメンタリティ
3 中国の変貌
朝貢一元体制からの逸脱
大陸の経済成長
貨幣はどこに
密貿易の隆盛
4 日本の変貌と「倭寇」
技術革新と大転回
世界の金銀の3分の1
「倭寇」ふたたび
「倭寇」から「倭乱」へ
日明戦争
基礎構造としての「倭寇」
Ⅲ 平和と疎遠-清朝と「鎖国」
1 日朝政権の変容
日本の「身代の入れ替り」
民治・民政の誕生
中国経済界の動静
官民乖離
2 清朝・朝鮮の関係と日本
清朝の興起
「胡乱」
国書改竄
中国併呑
「三藩」・鄭氏の攻略
3 日清関係の帰趨
海禁の消滅
「鎖国」の内実
日本型華夷
相互の黙殺
4 18世紀という時代-日本のデフレ不況と凝集
不況の時代へ
「米将軍」とデフレ不況
田沼の貨幣改鋳
凝集する日本
5 18世紀という時代-中国のインフレ好況へ
不況から好況へ
放置する清朝
貿易の拡大
膨張する中国
Ⅳ 世界秩序の転回-19世紀
1 近代前夜の風景
2 「西洋の衝撃」を受けて
3 相克のはじまり
4 日清戦争への道
Ⅴ 険しい時代-20世紀
1 従属してゆく中国
2 善隣の時代
3 せみぎ合う日中
4 日中の産業革命
おわりに-明日の日中関係のために
あとがき