海は流れ、荒れ、たゆたい、育てる。
陸を侵食し、生命をうばう破壊者である一方で、
20億あるいは30億年の昔から、
〝生命の母〟であり続けた。
真水に近かった海水が茫々たる時間をかけて塩分を増し、
栄養分を蓄える間、
生命もまた誕生の準備をしていた。
そしてわれわれ人類は今も体内に血液という名の海を持っている。
Ⅰ 母なる海
1 海の起源
2 表面のすがた
3 移りゆく年
4 太陽のない海
5 隠れた国々
6 永い雪降り
7 島の誕生
8 古代の海のすがた
Ⅱ 休みなき海
9 風と水
10 風、太陽、自転する地球
11 動く潮汐
Ⅲ 人とまわりの海
12 地球の温度調節
13 塩海の幸
14 めぐる海
訳者あとがき
陸を侵食し、生命をうばう破壊者である一方で、
20億あるいは30億年の昔から、
〝生命の母〟であり続けた。
真水に近かった海水が茫々たる時間をかけて塩分を増し、
栄養分を蓄える間、
生命もまた誕生の準備をしていた。
そしてわれわれ人類は今も体内に血液という名の海を持っている。
Ⅰ 母なる海
1 海の起源
2 表面のすがた
3 移りゆく年
4 太陽のない海
5 隠れた国々
6 永い雪降り
7 島の誕生
8 古代の海のすがた
Ⅱ 休みなき海
9 風と水
10 風、太陽、自転する地球
11 動く潮汐
Ⅲ 人とまわりの海
12 地球の温度調節
13 塩海の幸
14 めぐる海
訳者あとがき