対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

横谷峡の4つの滝

2019-08-27 | 飛騨
横谷峡には4つの滝がある。何年か前の家族旅行の帰りに滝を見に行った。最初の白滝と次の二見滝は見たが、三番目の滝までの距離が800メートルほどあって、あと二つはあきらめてしまった。今年はそのリベンジをすることになった。ひそかな人気だった。何組かの家族連れや二人連れにあった。

山のなかはミンミンゼミの大合唱である。ツクツクボウシの声も聞こえた。渓流の白や緑や青や透明な水の色。流れの音も心地よい。道には崩れた岩があちこちにあった。上り坂なのでかなりの運動量のはずだが、汗もそれほどかかず、むしろ清涼感を感じていた。途中、川沿いの遊歩道から出てきた地元の人がいた。ヒルの被害にあって、ちょうどヒルを見つけた時で、わたしたちにヒルを見せてくれた。思っていたより、小さかった。何匹かいて、そのうちの1匹は立ち上がっていた。

3番目の紅葉滝。音とともに流れ落ちる滝の水。滝つぼに近づく。しぶきが飛んでくる。ミストがひろがっている。小学生の子供が滝に向かって石を投げていた。
4番目の鶏鳴滝は落差33メートル。4つのうち一番高い。今回のメインである。老夫婦が腰かけて滝を眺めていた。場所によってはしぶきでびしょぬれである。これはミストというよりミセストだろうか。
3人とも大満足で降りてきた。帰りは行きより短く感じるとか、こんど来るときは黄金姫パークの方を歩きたいとか話しながら。見に来てよかったと思う。

横谷峡の4つの滝(西エリア)

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