◆Let’s log life◆

*v* ログ屋のひとりごと *v*

ログ材の含水率検査などをしてきました。

2010-11-26 | ログハウス
昨日は、先日より工事が始まった、特別養護老人ホームの材料チェックでした。

まず始めに、共用部分の材料チェック 杉材ですが、大きな材を使います。

含水率のチェックをしました。規定どおりであることの確認OKでした。

杉材は乾燥をしにくいので、そのあたりはキチンと管理が必要ですね。でもしっかりとOKでした。

次は、角ログ部分に使用する ヒノキの材料のチェック
同じように 含水率を計ったのですが、楽々クリアー。。。問題無しです。

せっかくなので、建設業者さんの監督さんと建物の見学

普段、木造に携わってない方からすると、とっても興味のある建物のようでした。まあ私も興味があるんですが。。
とにかく、今からは木造の時代ですから、取り残されないように。。その先端は ログハウスかも・・

ここで、一言 今回の施設は準耐火構造になるので、角ログ部分は認定があるのでOKですが、
P&Bの場合は準耐火にならないので、太い杉材の角材に変更した経緯があります。以前にも触れたことが
あるのですが、丸太の場合はJAS認定が取れないので、P&Bで準耐火に出来ない・・・だから角材で
ならば細くてもOKと。。。まあ色々とあります。

細くてもOKと言っても、普通の建物よりは太いです。もえしろ設計と言って、45分間燃えても大丈夫なように
太い材を使って建てる計画をすることなんです。。。でも丸太の方が太いんだけれども・・
そんなこんなで、、含水率なんかも計ることなど・・色々と課題がありますね。この課題にチャレンジを
して、ノウハウを蓄積していきたいと思っています。
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ハンドカットログハウスがどこでも建築出来ます。
詳しくは・・防火ログをご覧下さい。もちろん、マシンカットも防火ログです。
もちろん、P&Bも問題無しです。

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