染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

百貨店の懸垂幕

2024年06月13日 | 店主の一日
池袋東武の夏の職人展二日目になりました。
八階催事場の横にある階段を上がってみたら懸垂幕がみえました。

「夏の」の字が見えたので、この催事の懸垂幕だなと。
この懸垂幕って結構なお金がかかるので最近は作らない百貨店さんも少なくありません。
なんと言っても百貨店の建物に合わせた大きさなので相当なものです。
僕は地下からの移動が多いので、懸垂幕を見る機会は少ないのですが、やはり華やかでいい気がします。
東武さんでは新聞の折込チラシも入っているらしく、実にありがたいです。

東武線沿線のどの辺りまで配布するのかわかりませんが相当の数だと思います。
ありがたや〜〜


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今週の店主は池袋東武に。

2024年06月12日 | 店主の一日
明日12日から17日までは池袋の東武百貨店8階で「日本の職人展」
一週間、池袋東武にいるのは十年以上ぶりか。
夏用の生地にインドでブロックプリントと刺繍をした帯も出来てきています。
人気のザクロ柄も新色が出来て、もってきました。
毎日19時までの営業です。
どうぞ、お出かけください。

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緑の中をいく。

2024年06月11日 | 店主の一日
明日からの池袋東武での職人展に合わせて東京へ
ところが上越線で路線点検らしく塩沢駅でしばらく停車。
普段は新聞を読んでいてあまり気にした事のない車窓だけれど、好天で緑の木々合間を行くのは心地よい。
東京につくのは30分の遅れ。
会場の設営にはまだしばらくあるのでこんなのもたまにはよき。




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今日は「ろくろういん」

2024年06月06日 | 店主の一日
今日は「ろくろういん」でした。
機織りの神様、黒姫様のおまつりの日です。
この日は機織りの仕事は休むのが慣わしとされています。

都内では三月くらいにはもう単衣でないと暑くて敵わない日もありますが、十日町では六月からの単衣でちょうどいい感じです。
6月 6日は比較的好天の日が多いですね。

まだ蚊もでないし神社の社で風に吹かれながらお酒を飲むのは実にここちよいです。
今回は、気づいたら神社の写真を撮っていませんでした。
すいません。多分、去年の今頃にも同じような記事があるんじゃないかと思います。
最後は片付けをして閉扉。
扉の柵には織った反物の切れ端が結びつけてあります。
機織りの上達を祈念して織り人がお詣りをして結んでいったものです。


初夏と言うには少し早いですが、この時期に単衣の着物をきてお社でお酒を飲むのは心地よいです。
一年の中で一番心地よい酒を飲む場所ではないかと思っています。
こちらはおまつりのご馳走。
この本棒鱈の煮物がたまらなくよいです。

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店主、県展に行く。

2024年06月05日 | 店主の一日
先週の日曜日に新潟県展に行きました。
父画伯がなんと入選。
545点の出品で214点の入選なので2.5倍くらいの倍率。
なににしても88歳にしての入選は実に嬉しき。


顔出しパネルは最近大好き。
こちらはまあ、おあそびで。


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店主、今朝の地震にびっくりしてみる。

2024年06月03日 | 店主の一日
今朝は地震のアラームにびっくりしました。
元日の能登地震の余震と思われます。
安全のためにしかたないとは言え、あのアラームはどうもよろしくありません。

さて、思うのですが、こうした大きな地震が起きると新幹線始め鉄道に遅れがでます。
今回、北陸新幹線は一時停電していたそうで10分ほど止まっていましたが6:40頃には復旧していたようです。
かたや幾分震源地から離れた十日町ですが、ほくほく線が動いたのは7時半頃とおもわれ、飯山線が動き出したのは8時近くなってから。
震源地に近い新幹線は10分で動くのに離れたところは1時間近く動かないってなんでなんでしょうかね。
まあ信号機やなんかの電源は各々にあるので、新幹線の電源が問題なければ他もオッケーって訳ではないのでしょうけれ
ど。
第一飯山線なんて非電化だしw


きはだやに行ったら少し壁が傷んでいました。
元日の被害が少し広がった感じ。
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九段ハウス 「CRAFT &TECH」 その2

2024年06月02日 | 店主の一日
東北六県に伝統工芸品でやはり気になるのは同業とも言える置賜紬。
この置賜紬を落合陽一氏がプロデュースします。

普段から他の工芸品を羨ましく思うのは立体が完成型であること。
他のどの産地も自分たちの技術をつかって今までと異なる立体を作り出すことが可能です。

我々の仕事、織物は完成形が「平面」でそこから全く別の工程を経て立体になるのです。
意外とこれは展示をしていて悩ましく思うことがあります。
衣桁やや撞木を使って展示をしてもその形状そのものには全く変化がありません。
織物を二次加工して何ができるのか??
落合先生は平面の生地で何を作るのか興味津々でした。

今回の展示にあったのはこちら。
紅花染めの糸を使った生地を使った組み立て式の茶室。
柱がないので天井から吊ってあるのかと思えば、「テンセグリティ構造」なるもの。

ネットで調べて、「なるほど!」

同じ部屋に展示をしてあるのは、我々が普段から接している飾り付けをされたきもの。

この対比がなるほど、面白い。
制作したのは米沢の新田さん。
この工程の中で何を思ったのか今度聞いてみなきゃ。

一通り見終わって外に出るともう真っ暗。
九段ハウスとそこにある新たな工芸品から去りがたい気持ちでした。



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九段ハウス 「CRAFT &TECH」

2024年06月01日 | 店主の一日
モノ作り三連発の最後は「CRAFT &TECH」

これは美術展ではないのですが、東北の伝統工芸の技術とアーティストのコラボレーションによって革新的なものづくりを行おうという企画。九段ハウスで二日間だけ行われました。
参加したのは秋田の川連漆器、宮城県から仙台箪笥、青森の津軽塗、山形の置賜紬、岩手の南部鉄器、福島の会津本郷焼き。
いずれも長い歴史と技術を持つ産地ばかりです。



敢えて言葉を選ばなければ既存のデザインや商品を解体してその技術を世界に未来に向けてデザインを再構築するといった感じでしょうか。
九段ハウス(旧山口萬吉邸)は九段下駅からほど近い場所に立つ美しい建物です。
そこの部屋部屋に各産地の普段作成している工芸品とその技術を持って作られた新しいデザインの作品が展示されています。
見るのに手一杯で写真を撮るのを忘れていました。すいません。
続く
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店主、日本民藝館にも行く。

2024年06月01日 | 店主の一日
この日は諸般の事情で少し時間がとれたので日本民藝館に行ってみました。
ここに行くのも随分と久しぶりのこと。
いつ見ても立派な建物と感心しますが、内部は撮影禁止なので、写真はここまで。

民藝館のキャプションは意外とあっさりめなので、他の企画展を見てから行くとよりわかりやすい感じです。
まぁ多少ざっくりと置かれている雰囲気が「民藝」っぽくてよい気がいたします。

ここを見ると、「なんかウチの土蔵の中にもあるかも?」みたいな微妙な期待感を抱いてしまいます。

こちら昔にある柳宗悦邸はその日はおやすみ。
残念。


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