染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

店主、清津峡にいく。

2021年06月13日 | 店主の一日
僕が十日町に来た友人、知人、親戚を一番数多く連れていった場所はどこであろう。

それは清津峡です。
なぜか。 それは好きだからです。(相手のことを全く考えていない。 あはは)
子供の頃から家族と行ったり、町内キャンプがあったりと親しんだ場所です。
昔は川沿いの細い道を随分、奥まで歩いて入れました。
急峻に切れた谷を透明な水が流れる景色は鮮烈でした。
夜に谷から切り取られた丸い空にびっしりと星が光るのは言葉を失うほどでした。
新潟県で全国に誇るべき唯一無二の観光地はどこかと言えば、迷わず清津峡と佐渡島を勧めます。


しかしながら遊歩道の事故が相次ぎ、進入禁止となり、現在のトンネルとなりました。
雰囲気的には、ちょうど僕が十日町を離れている間にトンネルができた格好になります。
でも、トンネルに案内してもその反応はあまり芳しいものではありませんでした。
大学で地学を学んでいる人を除けば、「柱状節理」もそれほど興味をひくものではなく、僕が語る渓谷美は既に過去のものでした。

それを建築家のマ・ヤンソン氏の構築物が全てを変えました。
元の景色は変わっていないのに、そこに多くの人の注目を再び集めた氏の作品の力に感心します。

今回は新しい作品ができたので来てみました。
なんだか平衡を失う感じで、実に楽しいです。

長い坑道が期待感を持たせる感じです。
ぜひ、皆様おでかけください。

そう、でも、最近はあまりに混みすぎていて、あまり人を案内していないかもしれません。すいません。

清津の温泉街に行く手前には手掘りのトンネルもあります。

残念ながら今は使われていませんが、ここを車が通っていた時もとても懐かしいです。
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