旅する骨董屋 喜八

チベット圏を中心にアンティークや古民芸・装飾品を旅をしながら売買する喜八の、世界の様々な物や人その文化を巡る旅のブログ。

チベタン・ターコイズの魅力

2017年09月08日 | チベットもの





チベット人はターコイズを愛用する。

一般的な人々が装飾品として着用するのは珊瑚や琥珀も多いが、ターコイズも欠かせない装飾品の一つであり、
チベット仏教に置いて重要な石でもある。
高貴な層のチベット人の装飾品においては、金とターコイズを組み合わせた豪華な装飾品も数多く目にする。

シガツェのお寺に行くと、その床にはターコイズでスワスティカ文様をターコイズで作られていたり、
ラサや各地のお寺の仏像にもターコイズが数多く配されている。

また、流通されているほぼ全てのチベタン・ターコイズには紐穴が通っていて、古い物はその紐穴が摩耗し変形している。

チベタン・ターコイズの魅力は、何と言っても、その土着的かつ無骨な雰囲気にあると言っても良いと思う。

奇麗なアメリカ産のネイティブアメリカンのターコイズも魅力的だが、
祈りの中にあった深い重みがチベタン・ターコイズにはある。
それは、アメリカのターコイズはシルバーなどで装飾されている事が多いのに比べ、
無垢の石をそのまま長年、時には数百年間も代々受け継いだ無骨さによる魅力なのかもしれない。

チベタン・ターコイズを手に取ると、その石が過ごして来た長い長い年月と、チベット人の民族性を強く感じられる。

どの世界の民族の装飾品や石やビーズも同様だが、長い年月と遥かな土地の文化に裏付けされた物語を感じられるのが
魅力なのではないだろうか?


因に、ラダックやネパールでのチベタン・ターコイズの取引は基本、グラム単価の取引金額の場合が多いが、
チベット本土、または東チベットでは一個単価、つまり売り手がその物(大きさや形状、古さ)を判断し、
値段をつける場合がほとんど。


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