旅する骨董屋 喜八

チベット圏を中心にアンティークや古民芸・装飾品を旅をしながら売買する喜八の、世界の様々な物や人その文化を巡る旅のブログ。

チベット密教のヨガ行者ンガッパ

2018年06月24日 | 日記

ンガッパ、という存在。
特濃なチベット密教世界の住人である。
ンガッパを説明するには表現に困るが、
僧侶に近い存在であり、
僧侶ではない。
僧侶と同じ(または類似する)服装をしながら、
妻帯し、髪も剃らないので大抵は自然にドレッドヘアになっているが、
その風貌で、
僧侶と同じく、宗教催事も執り行う。



人の頭蓋骨のお椀でバター茶をごくごく飲む、ンガッパ。
クセ、強め。




人骨の杯や数珠は、カパーラ(またはカパラ、カパラーとも)と呼ばれ、
密教系の人は、人骨を愛用する。
グロイと思われがちだが、れっきとした密教法具。
かなり、「深度が深い」部類のチベット物でもある。




ラサでも特異な存在として見られており、
地元民に、「どこから来たのか?」とか話しかけられていた。
彼は、ンガリ(西チベット)から来たらしい。




試しに、ンガッパが持つカパーラの数珠を「いくらならコレ、譲る?」と交渉してみたが、
5万元(約90万円)なら譲る、と言われる。
なんじゃ、そりゃ。
絶対、いらん。

「この数珠は、なんちゃらかんちゃら」、と言っていたが、
野太い声で、唾がやたら飛ぶので、
話が全く入ってこなかった。

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