北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

北見版学園都市線の壮絶な積み残しは常態化しているのか

2015年09月10日 | 青春18切符
9月7日と8日は旭川から網走、釧路、帯広を周ってきました。旅日記は後日改めてスナップ写真と共にUPします。
今回は旭川から乗った特別快速きたみが北見に到着する直前と、乗り換えた緑行きの普通列車での出来事を綴りたいと思います。
さて、留辺蘂から北見付近にかけての石北本線沿線には5つの高校があります。
西留辺蘂・留辺蘂高校
東相内・北見工業
西北見・北見緑陵
柏陽・北見柏陽
愛し野・北見商業
まさに、札幌の「学園都市線」並みです
知人の話では、北見エリアは路線バスの値段が高く、北見と網走方面の直通バスもなく、さらに遠軽と北見の直通バスもなく、高校生にとっては路線バスよりはJR路線が大切な交通手段となっているとのこと。


9月7日は札幌からはいつもの普通列車、旭川から特快きたみ、そして北見駅より18時30分発の緑行普通列車を利用しました。
快速きたみには、西留辺蘂、西北見そして東相内から高校生が多数乗車して、相当数が北見からの一両編成の普通列車に乗り継ぎ、その後も柏陽、愛し野から多数の高校生が乗車して来ます。
ところが愛し野では乗り切れずに北見商業高校生と思しき若者が20人近くもホームに取り残されたのです。
気になって早速開いた時刻表によると、次の便は90分も後とのこと。実に可哀想なことではありませんか。
これが厳冬期だったらどうなるか想像してみてください((+_+))
私は車両の後部に座っておりましたが、4人がけのボックスシートが埋まっているわけでもなく、通路も十分に余裕のある状態でした。運転士の「詰めてください」の車内放送にも生徒たちは全く無関心で、空いているシートの肘掛に座ったりしています。
背中のリュックを棚に上げるでもなく談笑している状態でした。
そういえば、最近の札幌圏でもリュックを背負ったままですね。私は必ず下ろしますし、昔、娘がJRで中学・高校に通っていた頃も足元に置いたものです
この高校生諸君を見て、非常に不快な思いにかられました(-_-;)。それでも、奥に入ってしまえば降りるのが大変だから仕方ないかなとも考えておりましたが・・・。
ところが、ほとんどの生徒は美幌で一斉に下車していきましたので、そのような心配も実は無用だったのです。
後部ドアを開放すれば20人ほどは乗車できるのにとも思いましたが、ワンマン運用でそれもできないのでしょう。また、せめて運転士が後部の様子を外から確認することも出来なかったものでしょうか。
しかし、問題はJRの対応と言うより、利用している沿線の高校生のあまりに自己中心的な態度かと思います。わざわざ窓を開けて「おまえら乗れねーぞ」と中学の同窓生?を幼い黄色い声で囃し立てるにいたっては言後同断です。
JR北海道として沿線高校への生徒指導の徹底の依頼すると共に、運用上可能であるなら、必要なところには必要な車両数を確保することを望みます。
なお、ほとんどの生徒が下車した美幌は無人化が検討されているとの報道がありますが、当日は駅員不在の時間らしくワンマン対応のために、生徒たちがホームに降り立つまでにかなりの時間を要したのは言うまでもありません。
当駅は,時間帯によっては、今後も委託職員などによる検・改札が望ましいと思います。
なお、網走駅には約15分ほどの遅れで到着しました。

この件については、以前、留萌線で発生した事象と変わりませんので、日常的に発生しているようであれば、問題にするべきであるうと感じます。
必要な合理化は理解できますが、実態を無視した一方的な無人化、便数、車両数の縮小を行わず、十分な実態調査の上での対応をねがいたいものです。



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