一般の方の専門学校生のイメージとはどんなものでしょう。
以前、富良野線の車内で本州から来た家族連れが親戚の専門学校生の悪口を並べていました。専門学校生への考え方は、全国共通なんだなあと思ったものです。
いくつかの専門学校の非常勤講師をしている私が感じているのは、「学校の経営理念」と「学生自身の目的意識」による影響が大きいということです。
ホールやロビーがあって学食がある学校と、食事は教室でというような学校といったように規模の違いはかなりあるものですが、学校の良し悪しには関係ないようです。
結局、学生自身がどんな仕事についてみたいのか・・・をはっきりさせることが全てでしょう。高校は概ねどこに行っても同じような教育内容で、教職の免許を持ったプロが教えますが、専門学校は教えることは必ずしもプロではない先生から「盗む」ような形になります。
受身にならず、自ら盗み取る？ような気概がなければ、専門学校生活は不幸で、最悪になものになってしまうでしょう。
学校案内を見ると、「業界のプロの先生達が親身になって指導してくださいます」と書いてあります。これは本当のことです。でも、先生達は教えるプロではありません。ここを勘違いしないで欲しいのです。
「高校の先生の教え方は、こんな風だった」と学生が言います。この子は、まだ高校生なのです。専門学校生として自立していない。
ノートが黒板の丸写しではね・・・・・。
