始めてから分かる起業の体験記

新会社法で、簡単になったとはいえ、やはり起業は面倒なことが多い。体験して始めて分かったことなどの話をします。

WBS 10月21日放送のメモ (電気自動車が可能にする未来社会)-1

2008-10-22 08:32:45 | WBS

     急速充電インフラの整備が始まる

地球温暖化防止や原油価格高騰を背景に次世代エコカーの本命として電気自動車の注目度が高まっている。
コストや技術の課題を乗り越え本格的な普及へ動き始めた現状をみる。

電気自動車に対しては、自動車メーカーのみならず、流通や公共の場でその活用をサポートする体制づくりも始まっている。

イオンが、越谷市に10月オープンした国内最大級のショッピングセンター“イオンレイクタウン”は、環境に配慮した施設である。

50mプール4面分の太陽光発電パネルや、断熱が目的の苔を利用した壁面緑化パネルの他にも、商業施設では日本初の電気自動車用急速充電器を備えた。

30分で120km分の充電が可能で買物をしている間に充電可能、数百円かかる電気代も現在は無料。将来的にも顧客サービスとして無料を続けることも検討されている。

来年夏以降、三菱自動車と富士重工が量産型の電気自動車を投入、価格は約400万円と通常の3倍になるが、燃費はガソリン車に比べ9分の1、1キロ1円のコストにしかならない。
勿論走行中
CO2を排出することはない。

しかし、それでも普及の課題は走行距離の短さだ。

電池技術の進化で伸びたとはいえ、走行距離は1回の充電で150km程度、ガソリン車の約4分の1でしかない。

この走行距離の短さをカバーするため、街中に充電インフラを設置することが電気自動車普及の鍵となる。

そのための動きも始まっている。917日東京の新丸ビル地下駐車場で急速充電器の使用実験が開始されたり、首都高大黒パーキングエリアに高速道路として初めて充電器が置かれたり充電インフラ整備が加速している。

首都高速では2~3年以内にほぼすべてのパーキングエリアに充電器を設置する予定という。

急速充電器を開発した東京電力は、3年前まだ普及が見えていなかった頃から先を読んで開発に力を入れてきた。

家庭用コンセントの約50倍の電流によって15分あれば8割充電可能という急速充電器は、今年実用化の目処が立った。ガソリンスタンドで給油する感覚で電気を入れられることを目標にしたという。


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