貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

出雲大社

2011年10月05日 | Weblog
足立美術館から皆生温泉に一泊して、 翌朝 雨ですが出雲大社に向かいます。

   神無月鳥居潜りぬ神館                  朝霧のたちのぼりたる山の神

 

大社は大国主大神がまつられ、「古事記」「日本書紀」によれば、国譲りの神で、参拝は二拝四拍手一拝 です。

大国主大神が太陽を崇めパワーをいただいている、青銅が参道の横にありました。

         太陽のパワー私しにも九月尽
       


60年に一度の修造で、本殿は平成20年から始まり24年完了するそうです。

    縁求めみくじの幹の秋檜                秋参り檜重ねた厚き屋根
     
 

       

               秋時雨出雲大社のお茶の会


足立美術館

2011年10月04日 | Weblog
近年山陰ツアーにはなくてはならない名所として、足立美術館 があげられます。
ここは 故郷の安来に40年前、5万坪の庭園と日本画の美術館を創立した、足立全康のコレクションです。

聞くところによれば・・・農家から炭を売って商売を得とくし大阪万博で財をなしたとか・・・

                                 安来節炭俵編夢をみし

 



           秋声や安来一角松の庭

世界が認めた庭園と、言うことですが、確かに 西洋の芝と苔、白砂と小さく刈り込んだ松と石、池と滝、枯山水 庭に必要な要素を全部取りいれて、バランスの良い日本庭園をかもしだしています。

 秋の暮庭画供への仏間哉

 

美術館に4時40分につきました、幸い5時30分の閉館で1時間弱の見学で、 お茶する時間はありません。

 茶室 寿楽庵 でだされる羊羹の「緑風」と「日の出前」の二本を買いました。

      茶を立てて栗羊羹の確かさよ   



      旅装解き一服添えし甘さかな

「緑風」は栗羊羹です、足立美術館の茶室で掛け軸のような「双幅対」の庭を観ながら、この羊羹食べたかったわー

倉敷

2011年10月03日 | Weblog
神無月に入りましたが、 9月末から山陰のツアーにでかけました。     6時40分羽田集合で伊丹へ向かいます。

 秋澄みし朝焼け浮かぶ富士をみつ             大原の蔦壁守る美術館

              

大原美術館は50年ぶりです、塀の蔦はあの時から生き続けている蔦かしら?  
懐かしい思い出がよみがえりました。

      秋柳川面に写す倉の町



      杉玉を下げし暖簾を潜りおり



   白萩のこぼれし庭を開け放し

 

                                     散歩道御膳と名ずけ秋の味

ガイドブックにお勧めとしてのっていた、「旅館くらしき」の昼限定の御膳です。
食事おいしかったのですが、一緒に注文した地酒 森田酒造の荒走り・万年雪が気に入り・・酒屋で探しました。

このあと2時出発岡山自動車道・米子自動車道を通り足立美術館にむかいますが、開館まで間に合うか心配です。