貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

大茶会

2013年11月18日 | Weblog
17日の小春日和に ふじやま公園10周記念行事の大茶会がありました。
 裏千家 薄茶席・表千家 濃茶席・裏千家 立礼席・香席・点心席 の五席です。
いつもですと、 お手伝いですが今回は和服で客になり五席を楽しみました。
 小六月帯締め向かう大茶会 


   古民家の茶室の障子少し開け
 尉赤く点心席にぬくもりを
尉(じょう)とは、炭がもえつきてふわふわした灰のこと。(冬の季語)
示唆しぶりの茶会と、香道は初めてでした、江戸末期の古民家公園10周年記念ということでそれぞれの席でおもてなし(工夫)の心に触れました。 やはり伝統文化って守りたいですね。
 
    小春空寿の掛け軸の濃茶席
    経筒を花入れにかえ寒椿   (薄茶席)
    立礼席こ声交わして小春窓
 

証歌  都をば霞とともにいでしかど秋風ぞ吹く白河の関   能因法師
      証歌に関した六香を聞き、その中から 都をあとにした霞みのころ~秋風のこ      ろ白河の関を越えた様子を三香をもって当てるのです。
   
      桜花香法師をたどり関を越え      聞香の越える白河山眠る

(香名の桜花香は季語として使えないとおもいますが・・・マー良いか・・です)
      桜花香越へる白河山眠る

   

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